セリエAに参加する20クラブは、2021/2022年シーズン終了時点で、前シーズンより0.16%少ない2400万562人のファンを抱えていることがわかった。StageUpとIpsosによる定期的な調査「Multicliente Sponsor Value」によると、ファンの数では、ユベントスが常に上位を占めており、805万6000人のサポーターがいる。
トータルのファン推移で言うと、パンデミック前の18-19シーズンでは2523万4000人を記録しているが、パンデミックを経て20-21では2460万2000人、-2.5%となっている。
次点でミラン、インテル、ナポリ、ローマと続いており、驚くことにイタリア国内のカルチョファンの内84%は上位5チームが占めている。
今回の統計を行ったStageupは、まず母数の低下は人口的な問題があり、出生率が低く人口は6000万人をキープしているということにあるという。
クラブで見たときには、やはりクラブへの熱意や支持を集めるためにはユベントスのようにクリスティアーノ・ロナウドといったビッグネームを連れてくることが効果的だが、クラブそのものに愛着を沸かせるためのものではない。
それにY世代、Z世代の目をクラブに向けるための戦略的アプローチとは言えないと語る。