近年欧州で活躍したトップ選手たちのサウジアラビアへの移籍が目立つ。一昔前は中国が多かったが、クリスティアーノ・ロナウドなどは中東の地を選んだ。
2023年夏の移籍市場でも例にもれず、スター選手たちがサウジアラビアへ移籍。レアル・マドリードで長年エースを務めたカリム・ベンゼマやプレミアリーグで中盤の要として活躍したエンゴロ・カンテの移籍がすでに決まっている。
今回は、現時点で23/24年にサウジアラビアで戦うこととなっている有名選手を紹介していこう。
クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)
世界最高の選手の一人として長年活躍し続けているクリスティアーノ・ロナウド。今季は半年で16試合に出場し、14ゴール2アシストという記録を残した。今年で38歳になったが、いまだ健在だ。
カリム・ベンゼマ(アル・イテハド)
14年もの間レアル・マドリードの第一線で活躍してきたベンゼマ。21/22年にはリーグ得点王、CL得点王、バロンドール獲得と大活躍を見せた。今季は惜しくもリーグ戦5年連続20得点とはならなかったが、19得点を決めた。
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エンゴロ・カンテ(アル・イテハド)
レスターでのプレミアリーグ優勝からチェルシー移籍、W杯優勝、CL優勝とあらゆる急な階段を駆け上ってきたカンテ。今季は怪我の影響で出場機会がほとんどなかったが、まだ32歳と老け込む歳ではないため、新天地での巻き返しに期待したい。
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カリドゥ・クリバリ(アル・ヒラル)
ナポリで長年主力のセンターバックとして活躍し、22/23年にチェルシーへ加入。ジョン・テリーの背番号26を受け継ぐなど大いに期待されたが、一時はチーム事情によって出場機会が激減した。最終的に1年でプレミアリーグを去り、サウジアラビアへ移籍することとなった。
ロベルト・フィルミーノ(アル・アハリ)
長きにわたってリヴァプールを支えてきたストライカー。得点のみならず、おとりとなる動きでマネやサラーをお膳立てした。20/21年までは絶対的な主力だったが、21/22年以降はベンチを温める日が増えた。それでも昨季はスタメン13試合ながら11ゴールを決めている。
エドゥアール・メンディ(アル・アハリ)
20/21年にレンヌからチェルシーへ移籍し、即座にスタメンの座を勝ち取ったエドゥアール・メンディ。同年には主力としてチャンピオンズリーグ制覇も成し遂げた。2年目も順調に出場していたが、3年目となる22/23年は出場機会が激減。ケパにポジションを譲ることとなった。
エベル・バネガ(アル・シャバブ)
2020年にセビージャからアル・シャバブへ移籍したエベル・バネガ。欧州時代は、バレンシアやアトレティコ、セビージャといったスペインのクラブやインテルでプレーした。アルゼンチン代表としては2018年ロシアワールドカップに出場している。
ダビド・オスピナ(アル・ナスル)
かつてニースやアーセナル、ナポリで活躍したダビド・オスピナ。今季はアル・ナスルで13試合に出場した。長年コロンビア代表として活躍し、120試合以上にも出場しているが、昨年11月のパラグアイ戦を最後に招集されていない。
ルイス・グスタボ(アル・ナスル)
欧州時代はバイエルン・ミュンヘンやヴォルフスブルク、マルセイユなどでプレーした元ブラジル代表MF。マルセイユ時代は酒井宏樹とチームメイトだった。今季からプレーするサウジアラビアでは29試合に出場し、5ゴール4アシストという成績を残した。
タリスカ(アル・ナスル)
今年4月に新たにアル・ナスルとの契約を延長したタリスカ。2シーズン連続で20ゴールを達成している。欧州時代はベンフィカやベシクタシュでプレーし、中国を経てサウジアラビアへ移籍した。
(By ALLSTARS CLUB編集部)