南野拓実

3月24日のウルグアイ戦と同28日のコロンビア戦に挑む日本代表メンバーが発表された。三笘薫や久保建英、堂安律、遠藤航、板倉滉などが順当に選ばれる一方で、長友佑都や吉田麻也、酒井宏樹といったベテラン勢は招集外となった。

森保監督はこれらの選手について、「彼らの存在の大きさは感じていました。チーム作りでも支えてもらっていました。彼らがいなくなった時にどうしていけるかというのをこれからに向けて培っていく必要があります」と説明した。

そして、「これまでチーム作りをしてくれたことに感謝していますし、より選手層を厚くして最強の日本代表を作っていけるようにと考えています」と付け加えた。

それでは、今回メンバーから外れたカタールワールドカップメンバーの近況を振り返っていこう。

権田修一（清水エスパルス）

J2清水エスパルスの守護神として、開幕から全試合に出場している。チームは4戦4引き分けで失点は1となっている。

川島永嗣（ストラスブール/フランス）

ワールドカップで日本代表の敗退後、代表引退を示唆していた。ストラスブールでは怪我の影響もあってワールドカップ以降は戦線から離れている。

長友佑都（FC東京）

今回初選出となったバングーナガンデ佳史扶に左サイドバックのポジションを奪われている状態。京都戦では右サイドバックとしてスタメン出場を果たした。

吉田麻也（シャルケ/ドイツ）

今季1部に昇格したシャルケで全試合に先発出場。降格圏内に沈むチームを後方から支える。

酒井宏樹（浦和レッズ）

今季も不動の右サイドバックとしてここまで全試合にスタメン出場。今回はガンバ大阪の半田陸やシント＝トロイデンVVの橋岡大樹が選ばれたため、落選となった。

谷口彰悟（アル・ラーヤン/カタール）

カタールワールドカップ後に川崎フロンターレを離れ、海外初挑戦としてカタールに移籍。デビューも飾っている。

柴崎岳（レガネス/スペイン2部）

スペイン2部のレガネスでプレーする柴崎。1月末からはほとんどの試合でスタメン出場を果たしている。

山根視来（川崎フロンターレ）

今季もここまで不動の右サイドバックとして出場している。今回は若手であるガンバ大阪の半田陸やシント＝トロイデンVVの橋岡大樹が優先された。

南野拓実（モナコ/フランス）

今季リヴァプールからモナコに移籍したが、厚い選手層を前にほとんど出場機会を得られていない。カタールワールドカップ以降も5試合程度にとどまっている。

相馬勇紀（カーザ・ピア/ポルトガル）

カタールワールドカップ後の冬の移籍市場でポルトガルリーグへ移籍。デビュー2試合目に1G1Aを記録し、その後も順調に出場機会を得ている。

（By ALLSTARS CLUB編集部）