昔アフリカ諸国を植民地にしていたフランスやベルギーとは違い、オランダにはアフリカに加え中南米にルーツを持つ人が多くいる。オランダ代表を引退した選手も含めて紹介しよう。

 

ルーツがアフリカ・中南米のオランダ代表5選手



1. メンフィス・デパイ


ルーツ:ガーナ

ポジション:FW

所属クラブ:バルセロナ

21-22シーズンからバルセロナに移籍したデパイは、15試合に出場し8ゴール2アシストを記録。クーマン前監督の際に集められたオランダ勢の一人だが、最低限の活躍は見せている。

2. ワイナルドゥム


ルーツ:スリナム

ポジション:MF

所属クラブ:PSG

リバプールからPSGに移籍してからあまり目立った活躍ができていないワイナルドゥム。ローン移籍などの噂も立っているが、果たして本来の輝きを取り戻すことはできるのか。

3. ファンダイク


ルーツ:スリナム

ポジション:DF

所属クラブ:リバプール

世界No1のセンターバックと言っても過言ではないだろう。強靭なフィジカルとボール奪取技術で相手の攻撃を完璧に封じ込める。世界トップクラブであるリバプールの一番の柱だ。

4. ナイジェル・デヨング


ルーツ:スリナム

ポジション:MF

所属クラブ:マンチェスターCやACミランなど

中盤の潰し屋として活躍したナイジェル・デヨング。ボール奪取に優れていたが、稀に度が過ぎて危険なファールを犯すこともあった。2010年ワールドカップ決勝では、対戦相手のスペイン代表シャビ・アロンソに飛び蹴りを食らわせている。なぜかイエローカード止まりだったが。

5. トリンダーデ・デ・ヴィリェナ


ルーツ:アンゴラ

ポジション:MF

所属クラブ:クラスノダール

強靭なフィジカルを武器にピッチを縦横無尽に駆け回る、いわゆる「ボックス・トゥ・ボックス」の選手。オランダの強豪フェイエノールトを長年支えた。現在はロシアのクラスノダールでプレーする。

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