日本時間24日に行われたカンファレンスリーグの決勝トーナメントプレーオフ2ndレグ、CFRクルジュ(ルーマニア)対ラツィオの一戦。この試合は0-0のスコアレスドローに終わったが、1stレグではラツィオが1-0で勝利していたため、ラツィオがラウンド16へ駒を進めた。
この試合では、プレー以外にも注目すべき点があった。それは、背番号44のロマーノ・フロリアーニという選手について。
現在20歳のロマーノ・フロリアーニにとって、今回の試合はトップチームにおける10回目のベンチ入り。1月のレッチェ戦以来だったが、まだ出番はない。
この選手の正式な名前はロマーノ・ベニート・フロリアーニ・ムッソリーニ。そう、第二次世界大戦までイタリアを率いたファシスト独裁者ベニート・ムッソリーニの実のひ孫であるのだ。
『MARCA』によると、家族全員がこの姓を永続させてきているのだという。まだトップチームでのプレー経験はないが、近い将来新たな形で「ムッソリーニ」という名を世界に轟かせることだろう。