アルゼンチンの強豪リーベルプレートは、本拠地エル・モヌメンタルの命名権をスーパーマーケットブランド『マス社』に売却し、「マス・モヌメンタル」に改称することを発表した。地元メディアの報道によると、クラブ7シーズンの契約で2000万ドル(約24億7550万円)を受け取るという。
このネーミングライツ売却により、4500万ドル(約55億7000万円)と見積もられているスタジアム改修費用の約50%を得ることができた。2024年に完成する見込みで、座席数は8万1000席と南米最大のスタジアムになる。
アルゼンチンのサッカークラブとしてスタジアムの命名権を売却することになったのは、今回のリーベルプレートが2件目。初の命名権売却は、2018年からスタジアムの名称を「アウトクレディト・ディエゴ・マラドーナ」としたアルヘンティノス・ジュニオルスだった。
リーベルプレートのホルヘ・ブリト会長は、「この契約は、リーベルプレートにとっても、クラブの会員やファンにとっても歴史的なことです。世界中のスタジアムの近代化と拡張は、ネーミングライツによって実現されました。私たちは『マス』との合意を嬉しく思いますし、より大きく、より快適で、ファンにとってより魅力的なモヌメンタルを作るという私たちの夢を実現する手助けになるでしょう」と話した。
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