アルゼンチンリーグ

南米アルゼンチンの強豪リーベルプレート。8月に入ってユニフォームの胸スポンサーが変更されていたのはご存知だろうか。

7月末、3年間のターキッシュ・エアラインズとの契約を経て、スペインのスポーツベッティング企業「Codere」と契約を結ぶことが発表された。

この新パートナーのロゴが入ったユニフォームは、日本時間8月8日にアウェイで行われたインデペンディエンテ戦でお披露目となった。試合は試合終了間際のMスアレスのゴールにより0-1で勝利し、見事”デビュー戦”を勝利で飾ることができた。

実はCorede社とリーベルプレートの関係は今回が初めてという訳ではない。1年200万ドルの契約ですでに袖スポンサーになっていたのだ。そして、今回のターキッシュ・エアラインズとの契約終了を受けて、”昇格”することとなった。代わりに袖スポンサーに入るのは、旅行関連企業の「Assist Card」。2023年末までで400万ドルの契約となっている。

infobae紙によると、Codereの契約期間は2025年8月までの3年間。年間約350万ドル(+付加価値税)の支払いになるという。また、リーベルプレートが残すプレー面の成績によっては、金額が高くなる可能性もあり、最大年間140万ドルのボーナスが入る。

リーベルプレートの担当者は、「Codereは1990年代前半にアルゼンチンでの活動を開始し、現在はブエノスアイレス州で最大の賭け会場として、合計13店舗で6,800台以上のスロットマシンを運営するほか、ビンゴゲームなどの運営も行っています。スペインのレアル・マドリードやメキシコのCFモンテレイとも契約しており、国際大会でいえばユーロやコパ・アメリカなど、主要スポーツイベントのキャンペーンも行っています」とコメントした。

ちなみに今回のメインスポンサー変更により、シーズン途中ながらユニフォームの変更も発表された。肩の線が赤から黒に、襟部分が黒から白に変更されている。

この新ユニフォームを着用しての初試合は、日本時間8月14日に行われたニューウェルズ・オールドボーイズ戦。ソラーリの2得点、ベテランDFピノラの1得点、Mスアレスの1得点で、最終的に4-1で勝利した。

フリアン・アルバレス(マンチェスターC)やエンソ・フェルナンデス(ベンフィカ)といった主力が欧州クラブへ引き抜かれた影響もあり、いまいち勝ち切れていなかったリーベルだが、スポンサーの変更と共に優勝へ向けて躍進していけるかどうか注目だ。