マンチェスターUでCBとして活躍し、プレミアリーグ優勝やCL優勝を経験するなど、ファーガソン監督時代のユナイテッドを支えたリオ・ファーディナンド。
そのファーディナンドが今回、「信じられない」と話したのはファーガソン監督退任後、監督を務めたモイーズ、ファン・ハール監督の時代にユナイテッドの育成システムを通じて成長し、活躍していた選手の退団をユナイテッドが認めたことについてだ。
当時、モイーズは1年でユナイテッドを去ったが、その後ジョニー・エバンスやダニーウェルベック、チチャリート、ファビオ、ラファエルといったアカデミー出身者や長年ユナイテッドで活躍した選手が多く退団した。
ファーディナンドは彼らについて、「彼らはマンチェスター・ユナイテッドの生命線だった。彼らは全員ユナイテッドのシステムを通じてやって来たユナイテッドの選手たちだったが、それもまた失われた」
「彼らはクラブがこれまで築き上げてきたものの一部であり、アカデミーを卒業した人材はユナイテッドが象徴するものすべてに不可欠だった。」
「そして、彼ら(クラブ首脳陣、監督)は意気投合してそれらの選手を解雇していた。クラブがそれを許可したことさえ信じられなかった。」
そしてその中の1人、ジョニー・エバンスについては、「彼(エバンス)は決してクラブを離れることを許されるべきではなかった。彼はクラブで最高のセンターバックだった。スモーリングは素晴らしいキャリアを積んだが、誤解しないでほしい、ジョニー・エバンスの方が100パーセント優れた選手だ」と付け加えた。
(By ALLSTARS CLUB編集部)