週末のプレミアリーグの試合でVARの運用において2つの大きな「ヒューマンエラー」が起きた。
VARはしばしば論争を巻き起こしてきたが、今回、アーセナル対ブレントフォード戦、クリスタルパレス対ブライトン戦の2試合で判定に誤りがあったたことをプロフェッショナル・ゲーム・マッチ・オフィシャルズ・リミテッド(PGMOL)のチーフであるハワード・ウェブ氏は認めていた。
クリスタルパレス対ブライトン戦ではエストゥピニャンがネットを揺らしたが、VARでオフサイドの判定に。しかし、VARチェックの際に引かれた守備者のオフサイドラインにミスがあったことが確認されている。
一方アーセナル対ブレントフォードでは、十分な確認がなされずオフサイドが見逃され、イヴァン・トーニーの同点弾が認められた。
『Sportbible』によると、上記のVARの運用に関してヒューマンエラーが起きたことを受け、ウェブはリーグの審判全員を召集したミーティングをストックレー・パークで開催したという。
さらに元PGMOLのキース・ハケット氏は、アーセナル戦でミスを犯したメイソン氏の解雇を求め、Twitterで「ハワード・ウェブがPGMOLの責任者になった。彼がすべきことのひとつは、常設VARオペレーターのリー・メイソンを解任することだ」とツイートしている。
(By ALLSTARS CLUB編集部)