スポルティング・ヒホンはCVCの「ラ・リーガ・インプルソ」によって受け取った2780万ユーロ(約35億7900万円)で同クラブが利用しているトレーニング施設「マレオ」を買戻し、加えて隣接土地を拡大し更なる増設をするようだ。
この投資では主にユースアカデミーと同クラブが所有する不動産に注力する予定とのこと。
この「マレオ」というトレーニング施設は、税務署からの借金のためにヒホン市議会の手に1200万ユーロ(約15億4500万円)で渡ってから20年ぶりに、クラブに返還される可能性がある。
スポルティング・ヒホンの計画は、「マレオ」の112,000㎡の土地を買い戻し、さらに隣接する不動産の購入で158,000㎡を追加し、合計270,000㎡にすることである。それに伴い天然芝ピッチ2面、多目的施設、トップチーム、ユースチーム用宿舎、スポーツ医学クリニックなどを建設する見込み。
ユースアカデミーやトップチームのための新しい施設に加え、ホームスタジアム「エル・モリノン」の収益を増やすことも重要な計画の内の一つでもある。そのためにスタジアムの改修を計画しているが、その詳細はまだ明らかになっていない。