レアル・マドリード

レアル・マドリーは2021/22シーズン、夏の移籍市場でドイツ代表のリュディガーとフランス代表のチュアメニを獲得した。

レアル・マドリーはスーパースターの獲得で、何度もサッカー移籍市場を沸かしている。今回はレアル・マドリーの歴代移籍金ランキングを11位から振り返ろう。

※ソースは全てtransfermarket

11位 フェルラン・メンディ(4800万ユーロ)

前所属:リヨン
在籍期間:3年(2019/20シーズン〜現在)
個人成績:115試合5ゴール9アシスト

メンディは移籍1年目から左サイドバックのレギュラーを獲得。マドリーのサイドバック史上最高額の移籍金となった。長年、マドリーの左サイドを支えたレジェンドであるマルセロをベンチへ追いやった。身体能力を生かし、攻守にわたって活躍している。

10位 エデル・ミリタオ(5000万ユーロ)

前所属:ポルト
在籍期間:3年(2019/20シーズン〜現在)
個人成績:99試合4ゴール4アシスト

ミリタオはマドリーのディフェンダー史上最高額の移籍金で加入。しかし、加入当初はセルヒオ・ラモスとヴァランがレギュラーで、ミリタオはしばらくベンチを温めた。

2年目のシーズン終盤に、ラモスとヴァランが負傷し、出場機会が急増。このチャンスを活かし、マドリディスタの信頼を勝ち取った。

2021/22シーズンにはアラバとコンビを組み、センターバックのレギュラーとして活躍。マドリーに14度目のビッグイヤーをもたらした。

9位 ルイス・フィーゴ(6000万ユーロ)

前所属:バルセロナ
在籍期間:5年(2000/01〜2004/05シーズン)
個人成績:244試合57ゴール91アシスト

バルセロナの中心選手だったフィーゴは2000年に永遠のライバルであるマドリーへ禁断の移籍を果たした。ペレス会長はマドリーの会長選挙の公約にフィーゴ獲得を掲げており、それが実現する形になった。

クラシコでマドリーの選手としてバルセロナの本拠地カンプ・ノウに帰還した際には、バルセロナサポーターから大ブーイングを受けた。

フィーゴがコーナーキックを蹴る時にスタンドからビン、ゴミ、ペットボトル、さらには、豚の頭まで投げこまれた。これにより、試合が約16分間中断する事態に発展した。

8位 ルカ・ヨビッチ(6300万ユーロ)

前所属:フランクフルト
在籍期間:2年半(2019/20〜2021/22シーズン ※2020/21シーズン後半戦はフランクフルトにレンタル移籍)
個人成績:51試合3ゴール5アシスト

ヨビッチはマドリーのセンターフォワード史上最高額の移籍金で加入。しかし、結果は2シーズン半で僅か3ゴール。

パンデミック中の2020年3月にクラブに無断でセルビアに帰国。隔離措置を取らずに恋人の誕生日パーティーに参加するなどピッチ外で、悪目立ちする事もあった。

ジダン監督、アンチェロッティ監督共にヨビッチを信頼する事はなかった。2021/22シーズン終了後、フィオレンティーナに移籍。クラブ史上最悪の補強の一つと言われている。

7位 カカ(6700万ユーロ)

前所属:ACミラン
在籍期間:4年(2009/10〜2012/13シーズン)
個人成績:120試合29ゴール39アシスト

再び、マドリーの会長に就任したペレス会長はミランで一時代を築いたブラジル人ファンタジスタを獲得。

クリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマ、シャビ・アロンソらと同時期に加入し、第二次銀河系軍団が誕生した。カカ自身は怪我の影響もあり、期待されていたパフォーマンスを発揮することなくマドリーから去った。

6位 ハメス・ロドリゲス 7500万ユーロ

前所属:モナコ
在籍期間:4年(2014/15〜2019/20シーズン ※2017/18〜2018/19シーズンはバイエルンにレンタル移籍)
個人成績:125試合37ゴール42アシスト

ハメス・ロドリゲスはFIFAワールドカップ2014年ブラジル大会で世界にその名を轟かせ、大会得点王に輝いた。ワールドカップでの大活躍もあり、夢のレアル・マドリーに移籍を果たした。背番号は10番となった。

移籍1年目はインテリオールのレギュラーを獲得し、46試合で17ゴール18アシストと大暴れ。2年目以降は出場機会が減少した。