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2022.05.28/ 最終更新日:2022.05.29

レアル・マドリードが21世紀に戦ったCL決勝

21-22年シーズンのCL決勝でレアル・マドリードがリバプールを破り、史上最多14度目のビッグイヤーを獲得した。

今回はレアル・マドリーが21世紀に戦ったCL決勝を紹介する。

2001/02シーズン（優勝）

【スコア】

レアル・マドリー 2-1 レバークーゼン

【概要】

監督: デル・ボスケ

キャプテン: フェルナンド・イエロ

両チーム共にゴールを決め、1-1で迎えた前半終了間際に、左サイドバックのロベルト・カルロスが高い山なりのクロスを供給。これにジダンが反応。利き足ではない左足を振り、強烈なボレーシュートがゴールネットに突き刺さり、これが決勝ゴールとなった。ジダンの衝撃ボレーはCL史上最高のゴールの一つだ。

【スコアラー】

8分: ラウール・ゴンザレス（レアル）

13分: ルシオ（レバークーゼン）

45分: ジダン（レアル）

2013/14シーズン（優勝）

【スコア】

レアル・マドリー 4-1 アトレティコ・マドリー

【概要】

監督: アンチェロッティ

キャプテン: カシージャス

マドリーは中盤の要であるシャビ・アロンソが累積により出場停止。ケディラがスタメンに抜擢された。アトレティコが前半にコーナーキックからゴディンがゴール。マドリーは後半押し込み、攻め立てるも中々ゴールが決まらない。

しかし、アディショナルタイムの93分にセルヒオ・ラモスが同点弾。延長戦で、ベイル、マルセロ、ロナウドが決め、4-1で勝利。悲願のラ・デシマを達成し、12シーズンぶりに欧州王者に返り咲いた。

MOM: ディ・マリア（レアル）

【スコアラー】

36分 : ゴディン（アトレティコ）

90+3分 : セルヒオ・ラモス（レアル）

110分: ベイル（レアル）

118分: マルセロ（レアル）

120分: クリスティアーノ・ロナウド（レアル）

2015/16シーズン（優勝）

【スコア】

レアル・マドリー 1-1 アトレティコ・マドリー（PK戦 5-3）

【概要】

監督: ジダン（シーズン途中就任）

キャプテン: セルヒオ・ラモス

マドリーは決勝で再び、同じ街のライバルであるアトレティコと対戦。2013/14シーズン CL決勝に続いて、セルヒオ・ラモスがセットプレーからゴールを決め、CL決勝で2ゴールを決めた史上初のDFとなった。

後半にカラスコが同点ゴールを決めて、延長戦に突入。延長戦でも決着がつかず、PK戦へ。両チーム共に3人目までは成功。先攻のマドリー4人目セルヒオ・ラモスが成功。後攻のアトレティコ4人目フアンフランのPKはポストに嫌われ失敗。マドリー5人目のロナウドがきっちり決め、史上最多11回目のCL優勝を達成した。

MOM: セルヒオ・ラモス（レアル）

【スコアラー】

15分: セルヒオ・ラモス（レアル）

79分: カラスコ（アトレティコ）

2016/17シーズン（優勝）

【スコア】

レアル・マドリー 4-1 ユベントス

【概要】

監督: ジダン

キャプテン: セルヒオ・ラモス

ジダン監督は3トップBBCではなく、イスコをトップ下に、ロナウドとベンゼマをトップに起用する4-3-1-2で試合に挑んだ。マドリーはロナウドの2ゴール、カゼミロ、アセンシオが合計4ゴールを挙げ、ユベントスに4-1で勝利。CL準決勝までの全12試合で僅か3失点だった堅守ユベントスの守備をこじ開けた。レアル・マドリーは史上初のCL連覇を達成した。

MOM: クリスティアーノ・ロナウド（レアル）

【スコアラー】

20分　クリスティアーノ・ロナウド（レアル）

27分　マンジュキッチ（ユベントス）

61分　カゼミロ（レアル）

64分　クリスティアーノ・ロナウド（レアル）

90分　アセンシオ（レアル）

2017/18シーズン（優勝）

【スコア】

レアル・マドリー 3-1 リバプール

【概要】

監督: ジダン

キャプテン: セルヒオ・ラモス

マドリーはこのシーズンの決勝もベイルではなく、イスコをスタメンで起用した。セルヒオ・ラモスと競り合ったサラーが肩を負傷し、前半で交代。1-1で迎えた64分に、途中出場のベイルがオーバーヘッドでネットを揺らし、これが決勝ゴールとなった。前人未到CL3連覇を達成した。偉業を達成した直後、ジダン監督は辞任を発表。6年連続でCL得点王に輝いたロナウドも退団した。

MOM: ベイル（レアル）

【スコアラー】

51分　ベンゼマ（レアル）

55分マネ（リバプール）

64分ベイル（レアル）

83分ベイル（レアル）