レアル・マドリード

フロレンティーノ・ペレス会長率いるレアル・マドリーは、アブダビにテーマリゾートをオープンするという初の試みを中止してから10年が経った今、地元企業の「Dubai Parks and Resorts」と共同でドバイにクラブ初のテーマパークをオープンすると発表した。

発表では今回のプロジェクトの予算は記載されていないが、10年前のアブダビのプロジェクトの予算である10億ユーロとあまり大差がないと考えられる。

本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウの全面改修に加え、クラブはスタジアム外にも目を向け、ここ数ヶ月で他のビジネスを立ち上げている。2つのレストランライン(UNOとMYTH、ミシュランの星は合計25個)を持つレストラン事業への取り組みが一つのビジネスの例と言ってもいいだろう。

今のところ、マドリーとドバイのパートナーは、2023年の最終四半期に開園する予定であると発表。館内には、レアル・マドリーに関連した様々なアトラクションやプレイエリア、ミュージアム、ショップなどが開設されるとのこと。

「レアル・マドリーを20世紀最高のクラブにした精神、情熱、成功に触発されたユニークなゲームやアトラクションを楽しみながら、インタラクティブな体験をすることができるようになります」とクラブは述べた。

その一方、「Dubai Holding Entertainment」のCEOであるフェルナンド・エイロアは、「我々が最高の国際的エンターテインメントブランドをこの地域にもたらす目標を持つ中で、レアル・マドリーがDubai Parks and Resortsパートナーとして選んだことを非常に嬉しく思います」とコメントを残した。