今シーズンここまで首位バルセロナと勝ち点差3で2位につけるレアル・マドリード。2023年最初のタイトルをかけたスーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝ではバルセロナに完敗を喫し、トロフィーを掲げることはできなかった。
最近のレアル・マドリードのスタメンは、比較的若い選手が多く活躍するバルセロナに比べてベテラン勢が目立つ。ベンゼマやクロース、モドリッチなどが象徴だ。
さて、現在この3選手に共通する部分がある。それは、2023年6月いっぱいで現行の契約が切れるということだ。
1月20日時点で、モドリッチは37歳、ベンゼマは35歳、クロースは33歳とサッカー界ではかなりのベテラン。果たして契約はどのようになるのだろうか。
それではこの3選手を含め、2023年6月いっぱいで契約が切れるレアル・マドリードの7選手をみていこう。
ルカ・モドリッチ
2012年からレアル・マドリードでプレーする大ベテラン。33歳の時にバロンドール受賞、37歳の時に主力としてカタールワールドカップ出場など年齢を重ねても衰え知らずだ。層の厚いレアル・マドリードでもチームに欠かせない存在となっており、チームのためにピッチを駆け回る。
カリム・ベンゼマ
2009年からレアル・マドリードでプレーする最古参。年齢を重ねるごとに確実性が増しており、18/19年から4年連続でリーグ戦20得点を記録している。21/22年にはラ・リーガとチャンピオンズリーグで得点を量産し、ピチーチ賞とバロンドールを受賞した。
トニ・クロース
2014年からレアル・マドリードでプレーする。移籍初年度からスタメンの座を勝ち取り、モドリッチと共に盤石の中盤を作り上げた。
ナチョ
貴重なラ・ファブリカ(レアル・マドリードの下部組織)出身のスペイン人選手。センターバックも両サイドバックもできるユーティリティ性を持ち合わせているが、中々ポジションを奪いきることができずジダン時代以外は守備の便利屋のような扱いになっている。
マリアーノ・ディアス
リヨンで得点を量産し、2018年にレアル・マドリードに加入。しかしレアル・マドリードではほとんど出場機会を得られず、かなり厳しい立場に立たされている。
マルコ・アセンシオ
2014年(当時18歳)にレアル・マドリードと契約を交わし、ローン移籍を経てレアル・マドリードに復帰した。シーズン出場試合数の半分が途中出場になるなどスーパーサブ的な起用が多いが、限られた時間の中で一定の結果を残している。
ダニ・セバージョス
2017年にレアル・マドリードに加入し、アーセナルへの2年のローン移籍を経て現在はレアル・マドリードでプレーする。しかしほとんどスタメンでの出番はなく、くすぶっている状態にいる。