カタールワールドカップが閉幕してから1週間が経過した。本大会は、チームとしての上位進出はもちろんだが、個人としてのアピールの場にもなる。
一方で、各クラブもワールドカップで戦う選手たちに目を光らせている。ベリンガムやエンソ・フェルナンデスなど、目立つ活躍を見せた若手選手は引く手あまただろう。
彼らの移籍先候補として各メディアで噂されているのは、レアル・マドリード。スター選手が集まる強豪クラブは、過去に何度もワールドカップ後の選手獲得に成功してきた。
今回は、2010年以降のワールドカップ終了直後にレアル・マドリードが獲得してきた選手たちを紹介していこう。
※カッコ内は代表国と前所属
メスト・エジル(ドイツ、ブレーメン)
2010年ワールドカップで、21歳ながら中心選手としてチームを3位に導いたエジル。レアル・マドリード移籍後も変わらぬ活躍を見せ、同シーズン欧州最多の26アシストを記録した。
サミ・ケディラ(ドイツ、シュツットガルト)
エジルと共に2010年ワールドカップで活躍したケディラは、大会後にシュツットガルトからレアル・マドリードに加入。豊富な運動量でチームに貢献した。
アンヘル・ディマリア(アルゼンチン、ベンフィカ)
2010年ワールドカップ期間中にベンフィカから移籍したディマリア。エジル、ケディラとともに1年目から活躍した。
ハメス・ロドリゲス(コロンビア、ASモナコ)
2014年ワールドカップで準々決勝敗退ながら得点王を獲得したハメス・ロドリゲス。晴れてレアル・マドリードへ移籍したが、初年度こそ活躍したものの、期待を上回るパフォーマンスを見せることはできなかった。
トニ・クロース(ドイツ、バイエルン)
2014年ワールドカップでドイツ代表の優勝に大きく貢献したトニ・クロース。ここまで8年間もの間、レアル・マドリードの中心選手として君臨する。
ケイロル・ナバス(コスタリカ、レバンテ)
2014年ワールドカップでコスタリカ代表をベスト8まで導いた立役者の一人。カシージャスの退団からクルトワの加入まで守護神として活躍した。
ティボー・クルトワ(ベルギー、チェルシー)
2018年ワールドカップでベルギー代表の3位フィニッシュに貢献したクルトワ。初年度からポジションを勝ち取り、現在に至るまで鉄壁の守備陣を支える。