モロッコ対スペインでモロッコが、ポルトガル対スイスでポルトガルが勝利したことにより、カタールワールドカップの全ベスト8進出チームが決定した。
ベスト8を戦うのは、オランダ、アルゼンチン、クロアチア、ブラジル、イングランド、フランス、モロッコ、ポルトガル。クロアチア以外は全てグループステージ1位通過のチームとなった。
やはりベスト8となると強豪国のみが揃う。まれに番狂わせが起こるが、今回はほとんど順当に駒を進めた。
1998年以降でみれば、オランダが4回目、アルゼンチンが5回目、クロアチアが3回目、ブラジルが7回目、イングランドが4回目、フランスが5回目、モロッコが初、ポルトガルが2回目の準々決勝進出となっている。
この中で最も勝率が高いのは、オランダ(3/3)、クロアチア(2/2)、ポルトガル(1/1)で100%。
一方で最も勝率が低いのはアルゼンチン。4回の準々決勝で3回敗れている。
今回は、これらのチームの1998年以降の準々決勝成績を見ていこう。
【ベスト8進出チームのW杯準々決勝での通算成績】
— ALLSTARS CLUB (@allstarsclubjp) December 7, 2022
(1998年フランス大会以降)
クロアチア🇭🇷 2勝0敗
ブラジル🇧🇷 3勝3敗
オランダ🇳🇱 3勝0敗
アルゼンチン🇦🇷 1勝3敗
ポルトガル🇵🇹 1勝0敗
モロッコ🇲🇦 初
イングランド🏴 1勝2敗
フランス🇫🇷 3勝1敗 pic.twitter.com/9QmCR34lbu
オランダ(3勝0敗)
1998年対アルゼンチン(2-1で勝利)
2010年対ブラジル(2-1で勝利)
2014年対コスタリカ(0-0、PK戦で勝利)
アルゼンチン(1勝3敗)
1998年対オランダ(2-1で敗北)
2006年対ドイツ(1-1、PK戦で敗北)
2010年対ドイツ(0-4で敗北)
2014年対ベルギー(1-0で勝利)
クロアチア(2勝0敗)
1998年対ドイツ(0-3で勝利)
2018年対ロシア(2-2、PK戦で勝利)
ブラジル(3勝3敗)
1998年対デンマーク(3-2で勝利)
2002年対イングランド(1-2で勝利)
2006年対フランス(0-1で敗北)
2010年対オランダ(2-1で敗北)
2014年対コロンビア(2-1で勝利)
2018年対ベルギー(1-2で敗北)
イングランド(1勝2敗)
2002年対ブラジル(1-2で敗北)
2006年対ポルトガル(0-0、PK戦で敗北)
2018年対スウェーデン(0-2で勝利)
フランス(3勝1敗)
1998年対イタリア(0-0、PK戦で勝利)
2006年対ブラジル(0-1で勝利)
2014年対ドイツ(0-1で敗北)
2018年対ウルグアイ(0-2で勝利)
モロッコ(初のベスト8)
出場は1998年以来5回目。1986年大会でベスト16に進出しているが、それ以外はグループステージ敗退となっている。
ポルトガル(1勝0敗)
2006年対イングランド(0-0、PK戦で勝利)