カタール銀行QIBの会長で、同国の元首相の息子であるシェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アル・タニ氏は、マンチェスター・ユナイテッドの買収へ向けて56億5000万ユーロという最終オファーを提出したという。『Iusport』が伝えている。
2月末、現オーナーのグレイザー家は、利害関係者から寄せられたオファーがいずれも期待に沿わないことを確認。68億ユーロでクラブに「売り」のサインを出し、入札額を増やすよう求めた。このような状況に直面した彼らは、4月中旬、新たなオファーに耳を傾けるため、3回目の交渉を開始していた。
マンチェスター・ユナイテッドは最近、中間報告書を発表した。22/23年の最初の6ヶ月間で、収入は0.3%減となる3億1100万ポンドになっている。
この期間の商業収入は、放映権収入が27.8%減の937万ポンドとなったものの、昨シーズン同期比29%増の1億6610万ポンドとなった。一方、マッチデー収入は4.1%減の5120万ポンドだった。
(By ALLSTARS CLUB編集部)