今週日本時間2日の午前1時からW杯の抽選会が行われた。日本はドイツ、スペインといった強豪国と同じ組になり我々にとってはまさしく「死のグループ」。
そんなカタールW杯の各グループの注目若手選手をALLSTARSの独断と偏見で選んでいく。今回は1回目ということで、グループAを紹介していこう。
グループA
カタール(開催国)
エクアドル
セネガル
オランダ
見どころとしては何といっても自国のカタール。前回のロシアW杯では開催国のロシアが初のベスト8まで進出することができた。今回もカタールの代表団、観客ともに士気が上がっているのは間違いないだろう。
注目若手選手
カタール – アルモエズ・アリ(25)
カタールのアル・ドゥハイルに所属している彼は優れた決定力でゴールを量産する点取り屋。彼の一番の持ち味はゴールエリア内でのポジションニング、マークのはがし方だろう。更には無理な体勢でも強引に決められるパワフルさはいざというときにチームの助けになるだろう。
ディフェンスラインからの抜け出しも長けておりフォワードとしての素質が高い印象。両足の精度も高いのでディフェンスからすれば予測しづらく難しい選手であることに間違いないだろう。
エクアドル – ピエロ・インカピエ(20)
現在レヴァークーゼンに所属するインカピエはセンターバックがメインだが左サイドバックもこなせる。身長は184cmとCBにしては高くないが、危機察知能力が高いのであらゆる場面での駆け引きが上手な印象。ロングフィードも精確で攻撃面でも重要な役割を果たす。
サイドバックもこなせることからスピードもありサイドからのオーバーラップ、インナーラップで相手守備陣も脅かせるに違いない。
セネガル – パペ・サール(19)
19歳にしてトッテナム所属(現在はローン中)のサールはDMFやCMFをメインとする。ミッドサードでボールを運び推進力に秀でている。またボールを刈り取る能力も高ければロングパスの精度も高い。ボックス外からのミドルシュート、プレースキックも彼の持ち味である。
セネガルはそのほかにもメンディ、クリバリ、マネとベテランのタレントがそろっているので今年は特に磨きがかかっている。
オランダ – ノア・ラング(22)
ベルギー、クラブ・ブルージュのノア・ラングは奇想天外なプレースタイルが何といっても魅力的だろう。故にネイマールと比較されることが多く柔らかなタッチで緩急をつけたりするところや視野の広さは瓜二つかもしれない。個人技で打開するというよりも周りを使ったプレーが武器。
タレント揃いのオランダ代表でなら、より一層彼の持ち味が増幅されるにちがいないだろう。
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