北マケドニアvsポルトガル
先週、カタールW杯欧州予選プレーオフパスCの準決勝イタリアvs北マケドニアはまさかの北マケドニアの勝利。
イタリアはシュートを32本も放つも北マケドニアのゴールを割ることができず。後半アディショナルタイムに耐えきった北マケドニアが一瞬の隙を付き、トライコフスキがゴール。よりによって元パレルモのトライコフスキのゴールで沈められたイタリア代表は、2年連続の予選敗退となった。
一方北マケドニアはユーロ王者2020という格上との下剋上を果たした今、次に迎えるのはユーロ2016の王者ポルトガルだ。
そんなポルトガルはロナウド、ベルナルドシウヴァ、ブルーノフェルナンデス、ジョタといったプレミアで活躍しているタレントに加え、ジョアンフェリクスやラファエルレオンといった他リーグで活躍している選手が揃っており、圧倒的な攻撃力でパスC準決勝を勝利した。
Transfermarktによると、プレーオフ時のポルトガル代表のトータル移籍市場価値は7億8250万ユーロ(約1067億8700万円)、一方で北マケドニアは6473万ユーロ(約88億3300万円)。因みにイタリア代表は6億5500万ユーロ(約893億8800万円)だった。
日本時間3月30日の早朝3時45分の決勝で北マケドニアがポルトガルに勝利すると、初のW杯出場を達成することになる。一方で仮にポルトガルが敗退すると1998年以来の予選敗退となる。
暫定のW杯出場国とトータル市場価値
ヨーロッパ
フランス(9億7850万ユーロ)
ベルギー(3億4700万ユーロ※クルトワ、アザール、デブライネ、ルカクといった主力除く)
イングランド(9億9350万ユーロ)
ドイツ(7億4850万ユーロ)
スペイン(7億8350万ユーロ)
オランダ(5億9550万ユーロ)
クロアチア(3億2350万ユーロ)
スイス(2億3020万ユーロ)
セルビア(3億3720万ユーロ)
デンマーク(3億950万ユーロ)
北米
カナダ(1億1030万ユーロ※アルフォンソ・デイヴィスの7000万ユーロを除く)
南米
ブラジル(8億4150万ユーロ)
アルゼンチン(5億8550万ユーロ)
ウルグアイ(3億8860万ユーロ)
エクアドル(9150万ユーロ)
アジア
カタール(1443万ユーロ)
イラン(7818万ユーロ)
韓国(1億2888万ユーロ)
日本(7635万ユーロ)
サウジアラビア(2880万ユーロ)
※()内のトータル値は今週までの代表ウィークを元にしたものです。既に出場を決めているチームは総戦力を招集していないため、本来の数字より低くなっています。
またベテランの選手は年齢の関係もあって市場価値が低くなっているため、一概に()内の数字が戦力を表しているものとは言えないことを考慮していただきたいです。
今後ワールドカップが近づいてきた際に、代表入りした総戦力をもとにランキングを作成したいと思います。
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