引き続き第四弾、カタールW杯グループDの若手注目選手を紹介していく。他グループの若手注目選手は、一番下の関連記事から閲覧できます。
グループD
フランス
デンマーク
チュニジア
UAE/オーストラリア or ペルー
前回王者のフランスがいるグループ。ムバッペもまだまだ若いが、4年を得て新たに多くの若手が台頭してきている。もはやベテランが出場しなくても若い選手だけで全て完結するのではないかと思わせるぐらいの戦力だ。
注目若手選手
フランス – ジュール・クンデ(23)
好調セビージャを支える若きCB。身長178cmとセンターバックにしてはとても小さいが遜色ないレベルで空中戦も強く、当たり負けしない。攻撃にも参加できるタイプのセンターバックで、コパ・デル・レイでのバルサ戦では自らゴールまで運んでいきシュートを決めるシーンもあった。
フランス代表では、ヴァランを中心とした3バックの右として出るかもしれない。3バックでは攻撃におけるセンターバックの役割が薄れ、より守備としての負担が大きくなるが、それはそれで彼の守備対面能力の高さが見られる機会が増えるだろう。またその中でも攻撃意識の高い彼がどのようにチームに絡んでいくのか楽しみだ。
デンマーク – ヨアキム・メーレ(24)
アタランタで右サイドも左サイドも任されているサイドバック。持ち前の推進力と超攻撃的なプレイスタイルでサイドバックながら代表戦では15試合7ゴールを記録している。
アタランタでは右左のウィングバックをしているが代表では左サイドバックとして活躍している。守備面も安定しており、スピードもあるので追い抜かされることは滅多にないのも彼の特徴だろう。
チュニジア – ハンニバル・メイブリ(19)
マンチェスターユナイテッドに所属するメイブリ。DMFとしてゲームメイクを得意とする選手。視野が広く、故にプレイの幅が広く、どこにでも送球できるタイプの選手。
献身的でハードな守備も彼の持ち味の一つ。更には少し前のCMFでもプレイ可能で、ライン間でボールを受けて前を向く技術も高く、攻守ともに要となれる。
UAE/オーストラリア or ペルー – ハリー・サウター(23)
前回同様、プレーオフ枠は独断と偏見で今回はオーストラリアから選出。身長198cmを誇るハリー・サウターは何といっても空中戦が圧倒的に強い。風貌と名前が一緒ということもあり、マンチェスターUのマグワイアを彷彿とさせる。
見た目とは裏腹にスピードも案外あり、間合いの取り方が上手い。後半終了間際にパワープレイとしてサウターを前に置かれると相手からしたら厄介だろう。
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