今回は前回に引き続き、今回はカタールW杯グループBの注目若手選手をピックアップしていく。
グループB
イングランド
イラン
アメリカ
ウェールズ
見どころは現時点で出場国が確定していないので何とも言えないが、イングランドに加えてウェールズ、またはスコットランドも出場するかもしれないので、そうなれば英語圏3か国が同じグループに入ることになる。
ウクライナに関しては今後どうなるか未だ予想がつかないが、彼らの勇姿をサッカーのフィールドで見たいと思う方は多いだろう。
注目若手選手
イングランド – エミール・スミス=ロウ(21)
イングランドに関しては選手1人だけをピックアップするには惜しいほど若いタレントが揃っているがここではスミスロウを選んだ。
名門アーセナルで若くして10番を背負うスミス=ロウはライン間でのボールの貰い方、更には背負った状態でも前を向ける技術が高い。ドリブルにおいて相手との間合いの取り方が上手いので脚を出させて抜き去る能力も高い。加えて推進力もあり、まさしく攻撃の起点となれる選手。
ただし選手層が厚すぎるだけに、継続して出られるチャンスが少ないかもしれない。それでも、W杯までまだ半年ほどあるので、今シーズンのアーセナルでの活躍次第ではW杯で試合に出場する機会がより与えられるかもしれない。
イラン – サルダル・アズムン(27)
若手というほど若くもないが、イランでは一番注目すべき選手なのは間違いないだろう。アズムンは以前の日本との代表戦で揉め事の渦中にもいた選手でもあるため、日本人からは少しネガティブな印象を持たれがちかもしれないが、フォワードとしての才能は高く今シーズンからはレヴァークーゼンに所属している。
身長は187cmと比較的高めであるため、最前線でポストプレイヤーとして張れる一方で、裏の抜け出しも得意としている。決定力もさながら、ファイナルサードで空いてるスペースを見つけ味方のゴールのお膳立てもできる。
今シーズンはチームメイトのシックの活躍もありあまり結果を残せていないが、同じアジアとしてカタールW杯は強豪国相手に善戦して欲しい
アメリカ – クリスチャン・プリシッチ(23)
年々トップリーグで活躍している選手が増えているアメリカ。そんな中で一際目立つのが、スミス=ロウと同じく若くしてプレミアのビッグクラブであるチェルシーで背番号10番を背負っているプリシッチだろう。
2年前の19-20シーズンにはバーンリー戦ではクラブ最年少ハットトリックで記録を残す。そんな彼の武器は細かいタッチから繰り出されるドリブルだろう。身長は173cmとあまり高くないが、故に細かいステップでリズムに変化を付け相手の重心を外すのを得意としている選手。
チェルシーの10番ということ、比較的小柄で細かいドリブルが得意なことからアザールと比較されることも多い。
ウクライナ – ビクトル・ツィガンコフ
独断と偏見で、スコットランドとウェールズとウクライナの3国からウクライナのヴィクトル・ツィガンコフを選出。ディナモ・キーウに所属するRWGツィガンコフは「ウクライナのベイル」とも称される。
その名の通り、ドリブルスピードがかなり速い印象。スピードを上げてもドリブル精度が落ちない。更にはそこからシュートも放てるので相手からすれば前を向かせてスペースを与えたくはない存在だろう。
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