2022年のカタールW杯では開催地のカタールが宗教的な問題で公共の場での飲酒が禁止されていることからイベント時のアルコール摂取に関して物議を醸していたが、主催者陣は開催期間中のビール販売に許可を下した。
これにより観戦者はファンのために設けられた特別な飲酒ゾーンに限り飲酒できる。しかしある程度の制限もある。どのような内容かというと、観戦チケットを保有している人に試合開始の3時間前から試合開始まで、また試合終了後から1時間のみ、ビールの購入が可能になる。言い換えると試合中は購入が認められていない。現地観戦される方はご注意を。
イギリススポーツメディアsportsbusinessによると認可が下りているエリアでのアルコールサービスは提供は行われているが、スタンドやコンコースでの販売は行われない。また販売されるビールは大会での独占販売権をもっているバドワイザーとなっている。
またこれまで開催地の中心部に設置されていたFIFAファンゾーンでは一日中ビールが販売されていたが、カタールW杯ではドーハのFIFAファンゾーンで午後6時30分~翌日の午前1時までだ。
それ以外の場所だと観光客は認可された35箇所のホテルやクラブで飲酒することが可能だ。