フリアン・アルバレス

2022年11月に行われるカタールワールドカップの組み合わせ抽選会が開催国カタールで行われた。

世界最高のサッカー大会であるため、各グループで強豪国がしのぎを削ることになる。そんな中でも、今回はアルゼンチン(世界ランキング3位)、メキシコ(同12位)、ポーランド(同26位)、サウジアラビア(同53位)が戦うグループCに注目してみよう。

※世界ランキングは2022年8月25日のもの

1位突破候補の筆頭は南米アルゼンチンだろう。攻撃陣で言えば、いまだにメッシ頼みの傾向はあるものの、ラウタロ・マルティネスやデ・パウルなど若手や中堅の選手も目立つようになってきた。

また、守備陣に関しても、経験豊富なDFオタメンディやGKアルマーニを中心に、25歳のモンティエル(セビージャ)、24歳のリサンドロ・マルティネス(マンチェスターU)、24歳のモリーナ(アトレティコ)なども存在感を見せる。

もちろん、大舞台で勝ちきるにはベテランの経験も必要だが、時には若手選手の思い切りのよさやフレッシュさも大切になってくる。

今回は、グループCに所属する各4チームの注目若手選手を紹介していこう。

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アルゼンチン

◇フリアン・アルバレス

◇所属:マンチェスター・シティ

◇生年月日:2000年1月31日(22歳)


アルゼンチンの注目若手選手は、FWフリアン・アルバレスだろう。彼は現在22歳だが、2021年シーズンにアルゼンチンリーグ得点王を獲得するなど爆発的な活躍を見せ、プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティへ移籍することが決定した。

南米予選のエクアドルとの最終戦では、先制点をマークしている。ただ、それ以外の試合では、メッシやディ・マリア、オカンポス、ラウタロ・マルティネスといった豪華攻撃陣の中で出場機会に恵まれていない。それでも、一度きっかけを掴めばW杯で覚醒することも十二分に考えられる。

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メキシコ

◇エドソン・アルバレス

◇所属:アヤックス

◇生年月日:1997年10月24日(24歳)

19歳でメキシコA代表デビューを果たしたエドソン・アルバレス。20歳で選出された2018年のロシアW杯で、すでに全試合出場を果たしている。所属チームの強豪アヤックスでは守備的MFを任されており、メキシコ人にしては大きめの体格(186cm)で事前にピンチの芽を摘む。21-22年シーズンもエールディビジ首位のチームを中盤の底から支える。

ポーランド

◇セバスティアン・シマンスキ

◇所属:ディナモ・モスクワ

◇生年月日:1999年5月10日(23歳)

各年代別のポーランド代表に選出され続け、2019年に晴れてA代表デビュー。2018年ロシアW杯では最終候補メンバーには入ったものの、最終メンバーからは外れたため、日本とは戦っていない。

21-22年シーズンは所属クラブのディナモ・モスクワで主力として活躍しており、6ゴール8アシストを記録している。

サウジアラビア

◇アル・ブライカーン

◇所属:ファティフ

◇生年月日:2000年5月14日(22歳)

2019年からサウジアラビアA代表に選出されているアル・ブライカーン。1月に行われたアジア最終予選のオマーン戦で決勝ゴールを決めている。ただ、21歳でまだ経験不足な部分もあり、日本が2-0で勝った試合では完璧に封じ込まれた。

それでも、サウジアラビアU-20時代は20試合で14得点と圧倒的な数字を残しており、今後サウジアラビアのエースになる可能性は十分に秘めているだろう。

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