ネイマール

カタールのスポーツ投資会社、Qatar Sports Investments(QSI)が、ブラジルの名門クラブであるサントスの買収交渉に乗り出すことになったという。ブラジルメディア『Globo』によれば、この交渉には、かつてサントスでプレーし、現在PSGに所属するネイマールの父親も関与しているとのことだ。

ただ、サントスのアンドレス・ルエダ会長は、中東の金満グループに支配されることは考えていないと同メディアが別記事で伝えている。

ルエダ会長は、クルゼイロ(ロナウド)やバイーア(シティ・フットボール・グループ)、バスコ・ダ・ガマ(777)のように株式の過半数を第三者に支配されるビジネスモデルには反対のようだ。

QSIはシティ・フットボール・グループのモデルを参考にし、昨年10月にはポルトガル・ブラガの21.67%を買収した。またその時には、イタリアのサンプドリアも視野に入れているとの話も出ていた。

シティ・フットボール・グループは、マンチェスターCを中心に米国や豪州、スペイン、ウルグアイ、インド、そして日本(横浜Fマリノス)など様々な国へ進出している。ブラジルでは現在バイーアの一部を保有しており、一時期はアトレチコ・ミネイロも噂に出ていた。今後このような資金力が豊富なグループが世界へ進出していくとなれば、サッカー界の序列も大きく変わることになるかもしれない。

(By ALLSTARS CLUB編集部)