ムバッペ

スペインの『MARCA』は、フランス代表のキリアン・ムバッペが、先日PSGに対して2025年までの契約延長をしない意思を示したことで、さまざまな噂を巻き起こしているとして、移籍をめぐる4つのシナリオの可能性を打ち出した。

2024年6月に契約満了後、自由移籍

ムバッペ本人が希望している選択肢であるものの、PSGとしてはフリーでの移籍は大きな損失となる。また、内部の関係者からの情報によると、レアル・マドリードもこの選択肢を支持しているとされる。

今年の夏にレアル・マドリードへ移籍

PSGはレアル・マドリードと移籍金2億5000万ユーロで合意した報じられていたが、ルイス・エンリケのPSG監督就任を伝えたパリのコミュニティがこれを否定していた。

しかし、PSGがムバッペをフリーで移籍させないと表明したため、今夏に移籍させる可能性があるとされている。ベンゼマが退団し、9番のポジションが空いているためレアル・マドリードとしても必要な戦力といえる。

PSGとの契約延長オプションの行使

ムバッペの言動と異なるが、これまでのムバッペをめぐる移籍話の場合はこの可能性を排除できない。昨年のレアル・マドリードへの移籍を目前に迫りながらPSGと契約延長したことを受けて、再度PSGと2025年まで契約延長オプションを行使する可能性がある。ただし、現行契約によると、行使するためには7月31日までに手続きを完了する必要がある。

7月31日以降に新たな契約を締結

現在の契約では、ムバッペがフリーになるのは2024年1月1日であり、すでに残り半年となっている。しかし、PSGはそれまでに新たな契約をオファーすることも選択肢の一つとしてある。

PSGとしては、CLを獲得するなどチームとして成功を収め、ムバッペの心を揺るがせることが重要となってくる。

(By ALLSTARS CLUB編集部)