PSG

PSGといえば豊富な資金を用いた大型補強。各国代表の主力クラスを次々と獲得し、チーム戦力を上げる。

ただ、このようなイメージ(事実)があるため、PSGの育成にはあまり焦点が当たらない。しかし、実際はPSGの下部組織で育った選手がビッグクラブでプレーするケースもよく見られる。

今回は、PSGの下部組織出身で、現在最も市場価値の高い選手トップ10を見ていこう。

参照:Transfermarkt

10位 ジョナタン・イコネ

市場価値:1800万ユーロ
現所属クラブ:フィオレンティーナ
年齢:24歳
ポジション:MF

PSGのトップチームデビューも果たしたジョナタン・イコネだったが、出場機会に恵まれずリールへ移籍。20-21年にはほぼ主力としてリーグ制覇に貢献した。2022年冬の移籍市場でフィオレンティーナに移籍し、現在に至る。

9位 ムサ・デンベレ

市場価値:2000万ユーロ
現所属クラブ:リヨン
年齢:26歳
ポジション:FW

PSGのトップチームではプレーしたことがない。18年からリヨンに所属し、ゴールを積み上げてきたが、21-22年にブレイク。3位タイとなる得点をマークした。

8位 マテオ・グェンドゥージ

市場価値:2500万ユーロ
現所属クラブ:マルセイユ
年齢:23歳
ポジション:MF

PSGのトップチームではプレーしたことがない。若くしてアーセナルへ移籍したが、試合中に起こした問題が原因で出場機会が激減。ヘルタ・ベルリン、マルセイユと連続のレンタル移籍を経た後、マルセイユへ完全移籍することとなった。

7位 ブバカリ・スマレ

市場価値:2500万ユーロ
現所属クラブ:レスター
年齢:23歳
ポジション:MF

PSGのトップチームではプレーしたことがない。リールでリーグ制覇を達成した20-21年には32試合に出場した。21-22年からプレミアリーグのレスターへ活躍の場を移したが、今イチ本領を発揮できていない。

6位 マイク・メニャン

市場価値:3500万ユーロ
現所属クラブ:ACミラン
年齢:26歳
ポジション:GK

PSGではトップチームに登録されるも出場機会はなし。リールに移籍すると徐々に出場機会を増やし、17-18年にはチームの守護神に。主力として4シーズン過ごしたのちACミランへ移籍し、11年ぶりのリーグ優勝に貢献した。