近年増え続けているマルチオーナーシップ。最も代表的なものと言えばマンチェスターシティの株式を保有する持ち株会社シティ・フットボール・グループだ。シティを筆頭に世界各地にクラブを所有している。
そして次点で知名度が高いのは、RBライプツィヒやレッドブルザルツブルクを保有しているレッドブルグループだ。正式には、ライプツィヒにはメインスポンサーという形で務めており、オーナーシップはザルツブルクにある。理由はチャンピオンズリーグに両チームとも出場させるためだ。両チームのオーナーシップを保有していると、どちらか一つのクラブしか出られない。詳し
そして近年では上記の2クラブほど大規模ではないが、ジェノアを筆頭に古豪の買収が目立つ777パートナーズもマルチオーナーとして注目を集めている。
サウサンプトンのオーナ―、スポーツリパブリック社
現在プレミアリーグ、サウサンプトンを保有するスポ―ツリパブリック社も上記の3社と同じくクラブを複数保有することになる。まずこのクラブのポートフォリオに加わるのは、昨シーズントルコ2部リーグに降格したギョズテペだ。
スポーツリパブリックは同クラブの株式70%を取得しオーナーとなったわけだが、これはトルコクラブにとって初だという。スポーツリパブリック社はイギリスメディアsport businessに対して「シティフットボールグループのように今後複数のクラブを買収するために幾つか狙いを定めている」と語る。