先週末、プレミアリーグの多くのクラブ、特にマンチェスター・シティ、エヴァートン、ウェストハムがウクライナの人々との連帯を表明した。今週末はさらに多くの連帯が表明されるだろう。
そんな中でプレミアリーグは現在、ロシア・ウクライナ戦争を受けてロシア内でのプレミアリーグ放映権契約を破棄しようという話が進んでいる。このことに関してプレミアリーグのCEO、リチャード・マスターズ氏は、「多くの点で合意を見直し中」であると述べた。
今シーズン、プレミアリーグは、Sberbank傘下のウェブポータルサイト「Rambler」との3シーズンの契約の終了が近づいてきている。そんな中で昨年、Gazprom Media傘下の放送局「Match TV」と6シーズンの契約で合意し、来シーズンからの独占放映権を獲得した。この二社だがどちらもロシア政府と親密な関係にある。
マスターズ氏はプレミアリーグがロシアの放送局やスポンサーと再び関係を持つには何が必要かと問われ、「私は政治家ではないが、敢えて言うならこの問題を解決できるのは、プーチン大統領が何らかの形で辞任することになり、大統領が他の誰かに変わることに尽きるだろう」と答えた。