マンチェスターユナイテッド

マンチェスター・ユナイテッドがスタジアムを改修することになった。クラブはコンサルタントチームを任命し、オールド・トラッフォードの再建計画に着手している。

建設チームの運営は、米国のファンドSixth Streetが所有する「レジェンド・インターナショナル」と、世界各国のスタジアム開発で実績のある米国の建築会社のポピュラス社が担当すると、クラブは声明で述べている。

今後、クラブサポーターのスタジアム体験を更に向上させる新たな選択肢を生み出すことを目標に、直ちに作業を開始する予定だ。

今月末に行われるコンサルタントとファンアドバイザリーボードとの会合に参加する可能性があるため、ファンはこのプロセスの中心的な存在となっている。

「オールドトラフォード」とは別に、ユナイテッドはKSSグループとも、トップチームとユースチームのトレーニング施設を改修する計画を策定しており、このプロジェクトも同じようにサポーターを含めて最終的な判断を取る体制で行われている。

ちなみにだが、レジェンド社はレアル・マドリーの「新ベルナベウ」の開発も任されている。マドリードとレジェンド社との契約では、マドリードは新ベルナベウの事業から得られる利益の20%を25年間譲渡し、その代わりに4億ユーロをレジェンド社から受け取ることになっている。

一方、ポピュラス社は、スタジアム開発で豊富な実績を持つ。2000年のシドニーオリンピック、2012年のロンドンオリンピック、ヤンキースタジアム、エミレーツスタジアム、トッテナムホットスパースタジアムなどの大型スタジアムプロジェクトを担当したことがある。

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