マンチェスター・ユナイテッドは、オールドトラフォード周辺の敷地に新たな施設を建設することを検討している。レッドデビルでおなじみユナイテッドのスタジアムは、112年間試合を開催してきたが、ヨーロッパのトップクラブのスタジアムと歩調を合わせるためにはどうしても近代化が必要になっている。
Telegraph Sportによると、ユナイテッドはオールドトラフォードでホームゲームを続けながらも、わずか数メートル離れた場所に新しい施設を建設することを検討しているという。これは、オールド・トラッフォードを解体しようとしていたユナイテッドで今週浮上した最新のシナリオである。
というのも解体して新しいスタジアムを作ることの問題点は、新スタジアムの建設が完了するまでの間にユナイテッドの試合を見つけることであった。もちろんこの先何シーズンも、シティのエティハド・スタジアムでホームゲームを開催するなんて言語道断だからだ。
しかし、ユナイテッドはオールドトラフォード周辺に土地を持っており、クラブは近くに新スタジアムを建設しようと思えばできる。もしユナイテッドがオールド・トラフォードを取り壊すという選択肢を選んだとしても、新スタジアムを建設しながらホームゲームをオールドトラフォードで迎えることができる。これはインテルとミランが新スタジアム計画で選択したのと同じような計画である。
オールドトラフォードの近くにスタジアムを建設するのは、クラブを所有するグレイザー家にとって最有力の選択肢ではない上に、コストがどの案よりもかかってしまうが理想的なオプションであることに違いはない。
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