マンチェスター・Cとリバプールが最終節まで優勝争いを繰り広げた21−22シーズンのプレミアリーグ。

 

その両チームの監督であるペップ・グアルディオラとユルゲン・クロップはそれぞれスマートカジュアル、チームジャージを着用してテクニカルエリアに立ちシーズンを戦った。

 

数年前のプレミアリーグの監督といえばスーツを着用し、指示を出す姿が印象的である。

 

かつてのマンUを指揮したサー・アレックス・ファーガソン監督やアーセナルのアーセン・ベンゲル監督、ジョゼ・モウリーニョ監督やケニー・ダルグリッシュ監督、アンチェロッティ監督など多くの監督がスーツを着用していた。

 

実際に、プレミアリーグ創設から17−18シーズンまでは常に優勝チームの監督はスーツを着用していた。

 



しかし、その傾向は17−18シーズンのペップ率いるマンチェスター・Cの優勝によって終了し、その後はクロップ・ペップが優勝を独占しているため、全てスーツを着ていない監督が優勝している。

 

 

 



この監督がスーツを着ないという傾向は近年顕著になり始めている。
実際にプレミアリーグの来シーズンの顔ぶれを見てもレスターのブレンダン・ロジャース、トッテナムのコンテ以外はスマートカジュアル、チームジャージで指揮を執ることにだろう。

 

 

 


監督がスーツを着用して指揮を執る姿を見る機会が少なくなってきた近年のサッカー界だが、このままスーツを着た監督が指揮する姿が見れなくなってしまうのだろうか。