英国プレミアリーグにおける海外メディアへの放映権販売が、初めてイギリス国内メディアの放映権販売を上回った。現地メディアの報道によると、プレミアリーグは、2022-2025年のサイクルで海外から53億ポンド(約8295億4500万円)を確保したことを各クラブに伝えたという。
英国内の放映権では、Sky、BT Sport、Amazon、BBCとの契約から、リーグに50億ポンド(約7825億8900万円)以上をもたらしている。
リーグのスポンサーシップの額も含めると総収入は、2022年から2025年のサイクルで105億ポンド(約1兆6434億4000万円)に達するという見積を立てている。これは現在のサイクルよりも14%高くなっている。
プレミアリーグ、破格の分配金
プレミアリーグは2023年のリーグチャンピオンの収入が今シーズンより4%多い1億7000万ポンド(約266億800万円)になると各チームに通達した。最下位のチームで、テレビ放映権と賞金で従来よりも10%多い1億600万ポンド(約165億9000万円)を得ることになる。
因みにだが、昨年スペインのラ・リーガを優勝したアトレティコ・マドリードへの分配金は5500万ユーロ(約77億9500万円)だ。プレミアリーグの最下位の分配金よりも大幅に下回っている。