豊富な資金力により世界中のトップクラスの選手たちが集まるプレミアリーグ。
今シーズンもドルトムントから加入したハーランドやリバプールに加入したヌニェスなど高額な選手が加入した。
プレミアリーグはビッグ6と呼ばれるクラブはもちろん、昇格クラブでさえ他のリーグの中堅クラブを凌ぐ選手獲得予算を持つ。
実際に選手の総市場価値ではラ・リーガで10番目につけるヘタフェをプレミアリーグのクラブで選手の総市場価値最下位であるボーンマスが上回っている。
ボーンマスの選手の総市場価値:約1億8000万ユーロ
ヘタフェの選手の総市場価値:約1億4000万ユーロ
※transfermarktより
上位のクラブから下位のクラブまで豊富な資金力を持つプレミアリーグだが所属選手の総市場価値と現在の実際のリーグの順位には差があるのだろうか。
2023年1月6日時点での順位表と所属選手の総市場価値ランキング※を比較する。
※transfer marketより
まだシーズンの折り返しを迎えていないため比較するには時期尚早かもしれないが、ランキングを確認すると、いわゆるビッグ6と呼ばれるクラブは全て6億ユーロを超え、少し調子を落としているチェルシーを除いてそのビッグ6が上位を占めた。
一方ビッグ6以外のクラブは総市場価値が6億ユーロを下回っている。そして総市場価値のランキングと実際のリーグ戦の順位を比較すると、金額と順位がはっきりと反映されているわけではないことがわかる。
しかしながら近年のプレミアリーグでは上位をビッグ6がほぼ独占していることから考えると、上位に進出するには選手の総市場価値が6億ユーロを超えるスカッドを形成する必要があるのかもしれない。
ニューカッスルはその筆頭と言えるだろう。近頃は新オーナーが就任し、積極的に補強を行い、伸びしろのある有望な選手を補強しているため、今後6億ユーロの壁を超え、ビッグ6の牙城を崩せるか是非注目していただきたい。