世界有数の激しいリーグとして知られるプレミアリーグ。テクニック重視のラ・リーガとは異なり、プレミアリーグはフィジカルやスピードがより求められる。
そのため、日頃からフィジカルの激しいぶつかり合いが繰り広げられるが、その分必然的にイエローカードやレッドカードが増える。
致し方ないイエローカードもあるが、相手選手の怪我のリスクなどを考えるとあまり好ましくないもの。また、主力選手が累積で出場停止になるのも自チームとしては痛手だ。
今回は、過去のプレミアリーグにおいて1シーズンで最もイエローカードを貰ったチームトップ5を紹介していこう。
5位 アーセナル(86枚)
アーセナルの記録は、19-20シーズンに打ち立てられた。19-20シーズンといえば2000年以降最も低い順位(8位)でリーグ戦を終えてしまったシーズンだが、FAカップでは史上14回目の優勝を果たしている。
このシーズン最もイエローカードを貰ったアーセナルの選手は、スイス代表のグラニト・ジャカ。31試合に出場して10枚のイエローカードを貰っている。続いて多かったのはラカゼットの8枚、トレイラの7枚となっている。
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🗞 Granit Xhaka misses today’s game due to illness#ARSCHE pic.twitter.com/1kGmv2stLe
— Arsenal (@Arsenal) December 29, 2019
4位 エバートン(91枚)
エバートンが91枚のイエローカードを貰ったのは98-99シーズン。この数字は当時の歴代最多記録だった。チームで最もイエローカードを提示されたのは、元フランス代表のオリヴィエ・ダクールで13枚。続いてドン・ハッチンソンの9枚、マイケル・ボールとデヴィッド・アンスワースの8枚となっている。
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1243 = Olivier DACOURT
— Premier League Players (@premlgeplayers) September 21, 2020
Midfielder – 25.09.74 – FRA (21/1)
Prem Debut:
15/08/1998 (EVERTON vs. Aston Villa, D 0-0)
Prem Clubs:
Everton (98-99), Leeds United (00-03), Fulham (09)
Prem Apps: 96
Prem Goals: 5 pic.twitter.com/KbakYXhIfA
3位 ダービー・カウンティ(93枚)
破産による勝ち点剥奪もあり、22-23シーズンからイングランド3部で戦うことになったダービー・カウンティ。プレミアリーグ時代の99-00シーズンにチームとして93枚のイエローカードを貰った。これにより、前シーズンにエバートンが樹立した記録を塗り替えることとなった。
最も多かったのは、セス・ジョンソンの13枚。続いてオラシオ・カルボナリの10枚、クレイグ・バーリーの7枚となっている。
Former Ram Seth Johnson has mixed emotions of his #DCFC #PlayOffFinal experience 7 years ago: http://t.co/CGCdzeytYp pic.twitter.com/h0EsyGGkiL
— Derby County (@dcfcofficial) May 20, 2014