プレミアリーグが英国の最も象徴的な存在に。Yonder Consultingが作成した「British Icon Index」ランキングによると、BBCやロールスロイスなどの企業を抑えてプレミアリーグがトップだった。
Yonder Consultingは、世界20ヵ国の2万人以上の一般人に10個の英国を代表するものに関する質問をいくつか行い、どのような反応を示すかを分析した。
10個の代表するものとは、「プレミアリーグ」「ロールスロイス」「ジャガー・ランドローバー」「BBC」「英国の大学」「ブリティッシュエアウェイズ」「英国の音楽」「英国の映画」「HSBC」「英国の君主、王室」となっている。
一方で対象となった世界20ヵ国とは、アメリカ、メキシコ、ブラジル、ノルウェー、ロシア、エジプト、モロッコ、サウジアラビア、UAE、ナイジェリア、ケニア、南アフリカ、インド、中国、香港、マレーシア、タイ、韓国、インドネシア、オーストラリア。
質問内容は、賞賛されているか、成功しているか、世界中の人々を惹きつけているか、信頼されているか、世界的に認められているか、エキサイティングであるか、イギリスを良く思わせるか、モダン的か、好感度があるか、親しみやすさがあるかの10要素。ここからデータ化され、数学的要素を叩き出した。
プレミアリーグがトップになったのは8ヵ国。アフリカやアジアを中心にスコアが高くついた。一方でアメリカとオーストラリアはロールスロイスがトップになり、プレミアリーグは9番目に位置した。
また、プレミアリーグのおかげでイギリスを良く思うようになったという人は68%、プレミアリーグに興味がある人の中でイギリスを良く思うようになったという人は87%となっている。国別でみると、ケニア、ナイジェリア、タイが他の国をやや上回っている。
プレミアリーグの魅力は、資金力の豊かさによる選手のレベルの高さ、各チームの戦力の拮抗度合にあると言えるだろう。ブンデスリーガやリーグアンとは違って、毎年リーグ優勝するチームを予想するのは難しく、毎試合大きな盛り上がりを見せる。