プレミアリーグには、ポルトガル人選手が数多く在籍するクラブが存在する。ウルブズことウォルバーハンプトンだ。21-22年冬の移籍市場終了時点で10人ものポルトガル人選手がプレーする。
なぜウルブズにそれほどまでのポルトガル人選手が在籍しているのかというと、エスピーリト・サント監督が中国マネーを使って大型補強を行なったからだ。ジョアン・モウティーニョやルイ・パトリシオ(現ASローマ)などポルトガル代表で活躍する選手を数多く獲得した。
身近なところで言うと、ベルギーリーグのシントトロイデンのようなものだろう。
シントトロイデンは数多くの日本人選手を獲得し、ステップアップに繋げている。冨安や遠藤航もシントトロイデンを経てイタリアやイングランド、ドイツで主力として活躍している。
さて、話は逸れたが、プレミアリーグにはウルブズを中心に優れたポルトガル人選手が数多く存在する。今回は21-22年冬の移籍市場終了時点でプレミアリーグに在籍するポルトガル人選手ベスト11を紹介しよう。
プレミアのポルトガル人選手ベスト11
センターバックがルベン・ディアスのみだったため、セメドをセンターバックに、ルベン・ディアスを左CBに配置したことはご了承いただきたい。
GK ジョゼ・サ(ウルブズ)
DF ダロット(マンU)
DF セメド(ウルブズ)
DF ルベン・ディアス(マンC)
DF カンセロ(マンC)
MF ルベン・ネベス(ウルブズ)
MF ブルーノ・フェルナンデス(マンU)
MF ジョアン・モウティーニョ(ウルブズ)
FW ジョタ(リバプール)
FW ベルナウド・シウバ(マンC)
FW クリスティアーノ・ロナウド(マンU)
ピックアップ選手
クリスティアーノ・ロナウド
もはや説明する必要もないであろうスーパースター。マンチェスターU、レアル・マドリード、ユベントスで圧倒的な活躍を見せ、世界No1プレーヤーの名を欲しいがままにしている。
現在、選手人生で2度目となるマンチェスター・ユナイテッドでのプレーだが、全盛期のロナウドを知っているファンから見ると今ひとつ物足りなさがあるだろう。リーグ戦8ゴールで得点ランキング5位タイではあるが、本来であればもっと圧倒的な活躍が期待されている。
ルベン・ディアス
19歳という若さでポルトガルの強豪ベンフィカでトップチームデビューを果たしたルベン・ディアス。その翌年にはポルトガル代表にも選出されるなど、若くから才能を最大限に発揮する。
2020年にオタメンディとの実質トレードでマンチェスターシティに加入すると、6800万ユーロ(約88億円)という移籍金に見劣りしない活躍を見せる。そして同シーズン終了時には、記者の投票による、イングランドでプレーする選手へ送られるFWA年間最優秀賞をDFとして32年ぶりの受賞を果たした。
21-22年も変わらずハイパフォーマンスを見せ、首位に立つマンチェスターシティの守備陣を支える。
ブルーノ・フェルナンデス
2020年冬にスポルティングから移籍したブルーノ・フェルナンデス。比較的チームのプレーに馴染むのが難しいとされる冬の移籍であるにも関わらず、リーグ戦14試合で8ゴール7アシストと大活躍を見せ、瞬く間にマンチェスターユナイテッドで欠かせない存在となった。
さらに、シーズンをフルで戦った20-21年には18ゴール12アシストと圧倒的な活躍を見せ、チームのプレミアリーグ2位に貢献した。また、シーズン18ゴールはMFとは思えないほどのゴール数で、FWのサラーとケイン(共に22得点)に次いで得点ランキング3位だった。同じユナイテッドのFWラッシュフォードの11得点を大きく上回るゴール数だ。
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