イングランドプレミアリーグが6月頭に発表したところによると、リーグ戦380試合の内、平均観客動員率が97%に達し、過去最高を記録したとのこと。今シーズンのスタジアム総来場者数は1520万人となり、初めて1500万人の大台を突破した。
また、コロナウイルスの影響が出る前の最後のシーズンである18-19年と比較すると、4%増。21-22年の各試合の平均で、各スタジアムに39,989人が入場していることになる。
プレミアリーグの最高責任者であるリチャード・マスターズ氏は声明で、「今シーズン、大勢のファンが戻ってきてくれたことに感謝したい」と述べた。
スタジアムの平均観客数が最も多かったクラブは、マンチェスター・ユナイテッドで、1試合あたり約73,000人だった。これにより、第3四半期末で5200万ユーロの損失となった今シーズンの大幅な損失を多少相殺することができた。
マンチェスター・ユナイテッドは、オールドトラフォードの興行収入だけで1億8120万ポンドを最初の9ヶ月で売り上げた。昨年のこの時点では480万ポンドであったため、大幅に増加していることがわかる。
2位以降は、エミレーツスタジアムに1試合平均6万人を動員したアーセナル、ウェンブリーに1試合平均5万8千人を動員したウェストハム・ユナイテッドが続く。リーグ優勝争いを繰り広げたマンチェスター・シティとリバプールは、それぞれ6位の52,000人と5位53,000人となっている。
ソース:STATISTA