日本時間8日に行われたチャンピオンズリーグラウンド16の2ndレグ、チェルシー対ドルトムント。
43分にスターリングのゴールでチェルシーが先制に成功すると、後半開始直後にチェルシーがPKを獲得。キッカーを務めたのはハヴァーツだったが、ボールはポストに直撃した。
貴重な勝ち越しゴール(2戦合計)を逃したかと思われたが、キックの前に選手がエリア内に入ったとして審判は蹴り直しを宣告。2回目は落ち着いて決め、チェルシーが値千金のゴールを奪った。
試合はそのまま2-0で終了。チェルシーが逆転でベスト8に進出した。
2023年に入ってからの両者は対極的だった。ドルトムントが公式戦負けなしの10連勝を収めていた一方で、チェルシーは公式戦12試合で2勝、得点はわずか「5」と大きく苦しんでいた。それでも下馬評を覆し、次のステップに進むことに成功している。
今季のチャンピオンズリーグでチェルシーのポッター監督は5勝目をあげたが、スポーツ分析を行う『Opta』によると、イングランド人監督で1シーズンにおけるCLで5勝したのは2人目だという。
1人目は、02/03年にニューカッスルを率いていたボビー・ロブソン氏。その年のニューカッスルは1次リーグを全勝で突破したが、2次リーグで3位に終わり、決勝トーナメント進出とはならなかった。
(By ALLSTARS CLUB編集部)