W杯

トルコとのW杯欧州予選プレーオフを控えるポルトガル代表。ポルトガル代表はこれまで5大会連続でW杯本戦に出場しているが、今回の欧州予選ではセルビアに勝ち点1が届かず、2位でプレーオフにまわることになってしまった。

トルコ戦では、クリスティアーノ・ロナウドやブルーノ・フェルナンデスが順当に出場する予定である一方で、絶対的CBのルーベン・ディアスの欠場が確定しているなど、盤石とは言い切れない。

ところで、先述の通りポルトガル代表は5大会連続でW杯に出場しているが、それ以前の16大会では2回しか出場したことがない(66年3位、86年グループステージ敗退)。つまり近年強豪国として数えられるようになった国なのだ。

このように近年一気に強豪国になったポルトガルだが、一つ大きな理由がある。それはクリスティアーノ・ロナウドの存在だろう。

2002年日韓W杯はまだ代表に選ばれていなかったが、それ以降は代表に定着。4大会で17試合に出場し7得点と大舞台でも結果を残している。一番ゴールを奪ったのは2018年ロシアW杯の4得点。スペイン戦のハットトリックは誰もが衝撃を受けた。

今回ポルトガルが出場を決めれば6大会連続、ロナウド自身は選ばれれば5大会連続の出場となる。

順当に行けばプレーオフの決勝はイタリアと当たることになるが、果たしてポルトガル代表は本戦に進むことができるのだろうか。そしてロナウドも年齢的に最後のW杯となる可能性があるだけに、ファンの願いを叶えることができるのか。