バルセロナのレジェンド、ジェラール・ピケは2022年11月に電撃引退を発表し、11月8日のオサスナ戦を最後に現役を引退した。
引退する前からサッカー選手以外のビジネスに興味を持っているピケは、テニスのデビスカップやスペインの人気ストリーマーのイバイ・ジャノス氏とeスポーツ―クラブを立ち上げたりした。引退後にはキングス・リーグを発表するなど、面白いと思った事業には手を伸ばしている。
しかし、スペインリーグのFCアンドラのオーナーでもあることを皆さんはご存じだろうか。2018年の12月、ピケは当時スペインリーグ5部相当のFCアンドラを買収し、現在クラブはリーガ・スマートバンク(2部)まで昇格している。
「来シーズン、僕はアンドラの会長として、コルネジャ(エスパニョールの本拠地)に行く権利がある」とキングス・リーグの配信でピケは独特のユーモアで発言した。そう、先日エスパニョールは2部降格が決まったのであった。
エスパニョールとFCバルセロナはライバルクラブというのを忘れてはいけない。ジェラール・ピケのいくつかの発言や行動でこのライバル関係を刺激した結果、エスパニョールのサポーターとの間で数多くの論争を経験した。コルネジャでは常にバルサの選手の中で最も侮辱を受ける選手の一人であり、多くの場合、度を超えた形で扱われた。
来シーズンは選手としてではなく、アンドラの会長としてコルネジャを訪れることになるが、エスパニョールサポーターはどのようにピケを迎え入れるか気になるところだ。
(By ALLSTARS CLUB編集部)