今週末に行われる欧州各国リーグの中から注目カードを紹介する。

■トッテナム対リバプール


現在2位のリバプールが7位トッテナムのホームに乗り込むこの一戦。トッテナムはコロナウイルスの集団感染が発生し、選手やスタッフに感染者が出たため、16節のブライトン戦が延期になっていた。そのため、クラブハウスを閉鎖するなど活動停止の措置をとっていたが、12日から練習を再開している。しかし、16日のレスター戦が延期になるなどこの試合が開催されるか不透明である。一方のリバプールはリーグ戦6連勝中で、好調を維持してこの一戦に臨む。怪我で離脱していたフィルミーノが前節途中出場しているが、複数名にコロナウイルスの陽性反応が確認され、ファンダイクなど欠場が見込まれる。来年1月にサディオ・マネ、モハメド・サラーらアフリカ出身選手がアフリカネーションズカップに出場するためチームを離脱するため、南野選手としても出場機会を掴み、主力が離脱する1月に向け、アピールを続けたいところ。

試合は日本時間12/19(日) 25:30キックオフ予定

■セビージャ対アトレティコ・マドリード

2位セビージャのホーム・サンチェスピスファンで行われる4位アトレティコマドリード戦。セビージャはエンネシリ、スソ、ラメラなど前線の選手に離脱者が出ているが、チーム得点王のラファミルやオカンポス、パブゴメスなどが攻撃を牽引する。DF陣もクンデとジエゴカルロスを中心にここまで11失点とラ・リーガ最小失点を誇る。対するアトレティコ・マドリードは現在4位となっており、上位進出に向け負けられない一戦となる。DF陣に怪我人が多く苦しい状況が続く。マジョルカ、レアル・マドリード戦に敗れ、リーグ戦2連敗となっているためここで連敗を止めたいところ。堅守のセビージャ相手にスアレスら攻撃陣が得点を奪えるか注目である。

試合は日本時間12/18(土) 29:00キックオフ予定

■ACミラン対ナポリ

2位ミランと4位ナポリの一戦。ナポリはロレンツォ・インシーニェ、マリオ・ルイ、ファビアン・ルイス、クリバリ、オシムヘンに欠場の可能性がある。一方ミランはシモン・ケア、オリビエ・ジルー、ラファエル・レオン、レビッチ、サラブリアらに欠場の可能性がある。両者の勝ち点はナポリが36で3位、ミランが39で2位となっており、勝ち点40の首位インテルを追う両者はともに首位を狙える位置にいる。注目はここまでリーグ最小失点のナポリをミランがどこまで崩せるかだろう。ミランの前線を担うブラヒム、イブラヒモビッチらが鍵を握る。

キックオフはに日本時間12/19(日)28:45キックオフ予定