日本時間10月22日から10月24日に行われる注目試合をピックアップ!プレミアリーグやラ・リーガ、セリエAで見逃せない試合が盛りだくさん!
【ビッグ6対決】チェルシー対マンチェスターU
プレミアリーグ第13節の注目カードはチェルシー対マンチェスターUのビッグ6同士の対決。プレミアリーグは毎節のようにビッグマッチがあり、ファンも毎回楽しむことができる。
現在4位のチェルシーと5位のマンチェスターUの勝ち点差はわずか1。この試合の結果次第では、順位が入れ替わる可能性もある。
両者ともにここ5試合は勝利を積み重ねている。ただチェルシーは、ミッドウィークに行われたブレントフォード戦で痛恨の引き分けに終わっている。ややターンオーバーを行ったが、それが完全に機能しなかったというところか。
一方のマンチェスターUは同じくミッドウィークに行われたトッテナム戦で、貴重な勝ち点3を手にした。この勝利により、一気に上位陣との距離が縮まることになった。唯一の懸念点としては、トッテナム戦にもフルメンバーで挑んだため、疲労がたまっているというところが挙げられる。
ここ3シーズンではマンチェスターUが勝ち越しているが、直近の2シーズンにおいてはすべての試合で引き分けに終わっている。今シーズン両チームともに監督を変更しており、どのような戦いになるか見ものだ。
【CL圏内奪取か維持か】ベティス対アトレティコ
ラ・リーガ第11節の注目カードは、5位ベティスと4位アトレティコの対決。チャンピオンズリーグ出場圏内を争う戦いとなる。両者は現在勝ち点20で並んでおり、勝利したほうが4位になる。
ホームのベティスは、ここ5試合勝ちきれない試合が続いている。バジャドリーもカディスも格下であり、本来であれば勝ち点3を手にしておきたいところだった。ただ、ローマには勝利するなど、完全に悪い状態ではないだろう。
一方のアトレティコは、チャンピオンズリーグではかなり苦しんでいるものの、リーグ戦ではアスレティック・ビルバオに勝利するなど何とか食らいついているという印象だ。契約の問題上フルで出場できなかったグリーズマンが試合を通して出場し始めてからは、チームも安定しているように見える。
過去3シーズンを見てみると、ベティスは一度もアトレティコに勝てていない。かなり相性が悪いと言えるだろう。選手たちが気にしているかはわからないが、前向きに試合に挑むことが重要になってくる。
【追従と独走】ローマ対ナポリ
セリエA第11節の注目カードは、ローマ対ナポリの上位陣対決。通称デルビー・デル・ソーレだ。ホームのローマは何とか食らいつくためにも勝ち点3がほしいところだが、今シーズンのナポリはかなり手強い相手になる。
ナポリはリーグ戦では負けなしが続いており、チャンピオンズリーグでもリバプールやアヤックスといった強豪を次々と撃破している。それもギリギリではなく圧勝だ。
お互いにとって今回の対決は落とせない試合となる。
ナポリが危なげない試合を続けているのに対し、ローマはやや欧州の舞台で苦しんでいる。ベティス相手に2試合連続で勝利することができず、ヨーロッパリーグのグループCでは3位に沈む。
ナポリは見ての通り大差での勝利を続けており、今シーズンは久しぶりのスクデットと初のビッグイヤー獲得に向けて、現時点でほころびはない。
過去3シーズンの直接対決をみてみると、ナポリが勝ち越している。しかしローマはモウリーニョが監督になってからは2試合とも引き分けに持ち込むことに成功。今シーズンのナポリはそう簡単には倒せないだろうが、モウリーニョの経験があれば勝機も十分にあるだろう。