ローマ×ラツィオ


ミラン、ナポリ、インテル、ユベントスの上位4チームが熾烈な優勝争いを繰り広げているセリエAでは今週末ローマダービーが開催される。

現在ローマは勝点48の7位につけている。4位のユベントスは勝点56と少し差があるが、来季のCL出場権を諦めるにはまだ早い。

チームはここ9試合負けなしとなっているがそのうち4試合が引き分けとなっており、勝ちきれない試合が多い印象。チーム得点王のエイブラハムはここまで13得点を記録しており、得点の期待がかかる。前節は終了間際のペッレグリーニのゴールでなんとか引き分けに持ち込んだが、上位を狙うにはダービーで勝利し、勢いをつけたいところ。

対するラツィオは現在、勝点49の5位につけており、今節は順位を争う上で直接のライバルとなるローマとのダービーとなる。

前節はインモービレのゴールでヴェネツィアに1−0の勝利を収めた。前節警告を受けたザッカーニは出場停止となるが、エースのインモービレ、ミリンコビッチ・サビッチらは健在で、ダービーでの勝利を目指す。

前回のリーグ戦での両者の対戦は撃ち合いを制したラツィオが3−2で勝利している。

キックオフは日本時間3/20(日)26:00

 

レアル・マドリード×バルセロナ

今週ラ・リーガでは全世界注目のエル・クラシコが開催される。

現在、ラ・リーガで首位を走るレアル・マドリードは勝点66と2位のセビージャに勝ち点差10をつけ、首位を快走中。気の緩みがないかと記者に問われたアンチェロッティは「私はCL決勝で3−0から逆転された男だ」と答えており、チームに油断はない。今週行われたCLパリ戦の2nd legでも敗退の危機を迎えるもベンゼマのハットトリックで大逆転を演じ、チームは勢いに乗る。怪我人もおらず、チームは磐石の体制でクラシコに臨む。

対するバルサは今シーズン低調な立ち上がりとなり、クーマンを11月に解任した後、レジェンドのシャビを召喚した。1月にトラオレやオーバメヤンらを獲得するなど積極的な補強に動いたバルサはリーグ戦で12試合負けなし(8勝4敗)とチームは本来の姿を取り戻しつつある。マドリー相手となる今節はその真価を証明する絶好のチャンスとなる。勝ち点差に開きはあるがチームの状況、対戦相手を考えるとモチベーションは間違いなく高いだろう。セルジ・ロベルトやウムティティらの欠場が見込まれており、期待のファティも欠場が予想されている。

前回の対戦はアウェーのマドリーの勝利となったが、調子を取り戻しつつあるバルサがどのような戦いを見せるか注目が集まる。

キックオフは日本時間3/20(日)29:00

 

関連記事: