日本代表が6月20日(火)に対戦するペルー代表。両国は、2011年以来12年ぶり6度目の対戦となる。
開催スタジアムは、大阪府のパナソニックスタジアム吹田。普段はガンバ大阪が使用しているスタジアムで、収容人数は4万人である。
今回の試合は、地上波での放送が予定されており、『TBS系列』で全国生中継が行われる。キックオフ時間は18:55だ。
それでは、ペルーがどのような国・チームなのかを紹介していこう。
ペルーはどんな国?
ペルーは南米の赤道付近に位置する国で、首都はリマ。エクアドル、コロンビア、ブラジル、ボリビア、チリとの国境を持っている。
面積は日本の約3.4倍だが、人口は3300万人弱と比較的少なめ。公用語はスペイン語だが、ケチュア語やアイマラ語といった原住民の言語も使われる。通貨はソル(1ソル=約38円)。日本との時差は-14時間。
有名な観光地として、マチュピチュやナスカの地上絵などがある。リマは海岸沿いの都市であり過ごしやすいが、マチュピチュの玄関口となるクスコは標高3000m超になるため、高山病には要注意だ。
ペルーのFIFAランキング
2023年4月6日に更新された最新のFIFAランキングでは「21位」であり、20位の日本と一つしか順位が変わらない。南米地域の中では、アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、コロンビアに次ぐ5番目である。
ペルー代表の有名選手は?
ペルーはどんなチーム?
ペルー代表は、南米地域に属するチーム。過去に5度ワールドカップに出場した経験があり、直近では2018年のロシア大会を戦った。ただ、それまでは1982年を最後に出場できておらず、実に9大会ぶりの本戦だった。
2022年カタール大会へ向けた南米予選では、5位でフィニッシュ。自動出場圏内には入ることができず、2大会連続で大陸間プレーオフにまわることとなった。
大陸間プレーオフの相手はオーストラリア。試合は0-0のまま延長に入るも決着がつかず、運命はPK戦へ託された。オーストラリアの1人目が失敗するという有利な状況となったが、それ以降全員決めたオーストラリアに対し、ペルーは3人目と6人目が失敗。2大会連続出場の夢は儚く散った。
さて、ペルー代表は前回3月の代表ウィークで、ワールドカップに出場したドイツとモロッコを相手に戦った。ドイツには0-2で敗れたものの、モロッコとは0-0で引き分けている。
チームを率いるのは、フアン・レイノソ監督。選手時代にペルー代表として80試合以上に出場した同国のトップ選手である。引退後は数々のクラブを指揮してきたが、代表チームを率いるのはペルーが初めて。
代表メンバーには、今季カリアリで21ゴールを決めてセリエA昇格に貢献したジャンルカ・ラパドゥーラ、ペルー代表として90試合以上に出場している守護神ペドロ・ガジェセ、同国の代表得点記録保持者である39歳パオロ・ゲレーロなどが順当に選ばれている。
やはり南米でアルゼンチンやブラジルといった強豪国と日々対戦しているだけあって、堅い守備からの素早い攻撃には長けている。一瞬のスキを突かれないように注意したい。
日本代表との過去の対戦成績
5人の現地ペルー人が選ぶ日本代表の要注意選手
(By ALLSTARS CLUB編集部)