ワールドカップ後初の公式戦を戦ったマンチェスター・シティとリヴァプール。名門同士の対決は、前半から点を取り合う激しい展開となったが、アケのゴールが決勝点となり、マンチェスター・シティが勝利を収めた。
この試合の口火を切ったのはハーランド。ノルウェー代表としてワールドカップに出場できなかった怪物は、力を持て余していた。
左サイドからデブライネがクロスをあげると、ハーランドは一気に相手DFの前に入り、強引に流し込んだ。
中断明けでも引き続き好調を維持しているハーランドだが、マンチェスター・シティに加入したのは2022年夏。いきなり強豪クラブにフィットするのはさすがとしか言いようがない。
このようなハーランドをマンチェスター・シティはいくらで購入したのか。それは6000万ユーロである。グリーリッシュが1億1750万ユーロであったことを考えると、かなりの格安だ。
ペップ現監督が就任してから数々の優秀な選手を獲得しているマンチェスター・シティだが、ハーランドの移籍金は7番目に多い。ドルトムント時代の活躍度を見ても、もっと高くても良かったのではないかと思えるような金額だ。
以下はペップ・グアルディオラがマンチェスター・シティの監督に就任してから獲得した選手の金額トップ10である。
ジャック・グリーリッシュ(1億1750万ユーロ)
ルーベン・ディアス(7160万ユーロ)
リヤド・マフレズ(6780万ユーロ)
エメリク・ラポルテ(6500万ユーロ)
ジョアン・カンセロ(6500万ユーロ)
ロドリ(6270万ユーロ)
アーリング・ハーランド(6000万ユーロ)
バンジャマン・メンディ(5750万ユーロ)
ジョン・ストーンズ(5560万ユーロ)
カイル・ウォーカー(5270万ユーロ)
ちなみに、現リバプール監督のユルゲン・クロップが獲得した高額選手トップ10は以下の通り。
ファンダイク(8465万ユーロ)
ダルウィン・ヌニェス(8000万ユーロ)
アリソン(6250万ユーロ)
ナビ・ケイタ(6000万ユーロ)
ルイス・ディアス(4700万ユーロ)
ファビーニョ(4500万ユーロ)
ディオゴ・ジョタ(4470万ユーロ)
モハメド・サラー(4200万ユーロ)
サディオ・マネ(4120万ユーロ)
イブラヒマ・コナテ(4000万ユーロ)