ペップ

インテルとのチャンピオンズリーグで勝利を収め、マンチェスターCを見事トレブルに導いたペップ監督。

実は、ペップは選手、監督として、今シーズンの決勝を含めると計6度のチャンピオンズリーグ決勝に出場した経験がある。

バルセロナ時代のメッシ、シャビ、イニエスタ、ビジャらと共に制したウェンブリー以来、CL優勝から遠のいていたが、今シーズンはインテルを1-0で下して2011年以来の優勝を飾った。

選手としてのペップ

1992年の決勝:バルセロナ 1 – 0 サンプドリア

ロナルド・クーマンの延長戦でのゴールにより、バルセロナは初めてのUEFAチャンピオンズリーグのタイトルを獲得。当時21歳だったペップはヨハン・クライフ監督の下でチームの中心選手として活躍した。

1994年の決勝:ミラン 4 – 0 バルセロナ

アテネで行われた決勝戦で、ファビオ・カペッロ監督率いるミランにバルセロナは完敗した。マッサーロが2得点し、サビチェビッチとデサイーも得点を記録。ペップは先発でフル出場したが、決勝で敗れる結果となった。

監督としてのペップ

2009年決勝:バルセロナ 2 – 0 マンチェスターU

自身3度目、監督として初となった2009年のチャンピオンズリーグ決勝は、バルセロナにとって「トレブル」達成の年になった。決勝ではエトーとメッシがゴールを決め優勝を達成。

2011年決勝:バルセロナ 3 – 1 マンチェスターU

この試合でバルサはCL決勝史上最高のパフォーマンスの1つと言っても過言ではないクオリティを披露した。ペドロ、メッシ、ビジャがゴールが決め、内容もユナイテッドを圧倒。失点はルーニーの1点のみに抑え、バルセロナは4度目のチャンピオンズリーグタイトルを獲得した。

2021年決勝:マンチェスターC 0 – 1 チェルシー

マンチェスター・シティは初めてのチャンピオンズリーグ決勝で、トーマス・トゥヘル率いるチェルシーに敗れた。ペップにとってバルセロナ以外での初めてのファイナルだったが、ハヴァーツの1点に泣くこととなった。

2023年決勝:マンチェスターC 1 – 0インテル・ミラノ

マンチェスターCの監督として2度目のファイナルでペップはCLのタイトルを獲得。このタイトルはペップにとって初めてバルセロナ以外のチームでのCL優勝となった。

(By ALLSTARS CLUB編集部)