昨日ザ・ストロンゲストの前にアルゼンチンの名門リーベルプレートが敗れた。この試合が行われたスタジアムはボリビアの標高約3600mにあり、他国のクラブは強豪であっても苦しむことで有名だ。
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そして今日、そのスタジアムを本拠地としているもう一つのクラブであるクルブ・ボリバルが強豪を撃破した。相手は2020年と2021年に2連覇を達成したブラジルのパルメイラスだ。
試合が動いたのは前半13分。ジョゼ・ロペスが右斜め45度からゴラッソを決め、パルメイラスが先制に成功する。
しかし、その7分後、スルーパスを受けたロニー・フェルナンデスがクロスをあげると、フリーのパブロ・エルビアスが執念で流し込み、クルブ・ボリバルが同点に追いついた。
その後はパルメイラスが攻めるも好守に阻まれなかなか得点につながらない。すると前半44分にシュートを手で止めたMFジャイルソンが2枚目のイエローカードで退場。パルメイラスが数的不利な状況となった。
このフリーキックは壁にあたってコーナーキックとなったが、そこから一連の流れでクルブ・ボリバルが勝ち越しに成功した。前半アディショナルでの出来事だ。前半は2-1で折り返す。
後半に入るとクルブ・ボリバルが攻めるが52分にホセ・サグレードが2枚目のイエローカードをもらい退場。人数は10対10とイーブンになった。
その後はお互いチャンスを作るも決めきることができず。決定力に欠ける部分もあったが、それぞれ守備陣が奮闘した。
すると後半44分、左サイドを突破したロベルト・フェルナンデスがマイナスのクロスを供給すると、ハビエル・ウセダがワンタッチでシュート。ゴールネットを揺らし、クルブ・ボリバルが3-1とリードを広げた。
試合はそのまま終了。ホームの利を生かしたクルブ・ボリバルが強豪パルメイラスを撃破した。
(By ALLSTARS CLUB編集部)