赤字の要因は「移籍市場」とBIG3、リーグ1の深刻な経済事情

リーグ1の20クラブの内2020-2021年を黒字で締めくくったのは3クラブのみ。この事実は、フランスサッカーが持続可能でないという、より深刻な側面を明確に物語っている。なぜなら、昨シーズン、そのクラブが失った6億8500万ユーロ(約943億)は、コロナウィルスによる短期的なものではないからだ。 5...

ドルトムント

ドルトムント、今シーズン第3四半期で低迷するも黒字を維持

ボルシア・ドルトムントは第3四半期に赤字になったが、21-22シーズンは黒字を維持できている。ドイツのクラブは、直近の1月から3月までの決算が、前年同期比41%増の2660万ユーロの赤字であったと発表した。しかし、累計では1090万ユーロの黒字でシーズン終盤を迎えている。 要因としては昨夏にサンチョ...

サレルニターナ

シーズン後半大躍進!好調サレルニターナ残留へ

今セリエAで一番勢いのあるクラブはサレルニターナかもしれない。1998-99シーズン以降当分の間、セリエAに顔を出さなかったサレルニターナだが、今シーズンからセリエAでリーグ争いをしている。 そんなサレルニターナだが、セリエA開幕から12月末まで2勝しかできず、シーズン途中までは圧倒的に最下位だった...

プレミアリーグで最もクリーンシートを達成したキーパーは?

エデルソンやアリソン、デヘア、ロリス、メンディ、ラムズデール、ファビアンスキ、エミリアーノ・マルティネスなど錚々たるGKが集うプレミアリーグ。 この中で最もクリーンシートを達成しているのは、マンチェスター・ユナイテッドのデヘアだ。ここまで129試合を0失点で抑えている。 もちろんクリーンシート数はD...

ネイマール

CLで最も得点を挙げているブラジル人選手トップ5

21-22年のチャンピオンズリーグもいよいよ大詰めに入った。レアル・マドリードがマンチェスターシティ相手に大逆転勝利を見せ、リバプールはビジャレアル相手に勝利を収めた。 これらの準決勝の試合で目に見える活躍を見せたのは、ブラジル人選手だった。レアル・マドリードのロドリゴが試合終了間際に2得点、リバプ...

アンス・ファティ

【21世紀】FCバルセロナ最年少ゴール記録トップ5

シャビ監督が就任して以降、積極的な若手起用とピンポイントな補強で前半戦の不調からラ・リーガ2位まで追い上げたバルセロナ。優勝こそ逃したものの、リーグ前半戦を考えると上出来だと言えるだろう。 この躍動を支えた中心選手の一人はペドリ。怪我から復帰した1月13日のスーペルコパ・デ・エスパーニャのエル・クラ...

MLS

MLS、ファントークンを扱うSocios.comと契約

米国のメジャーリーグサッカー(MLS)は、ファントークンを取り扱うプラットフォーム『Socios.com』と複数年契約を締結したことを発表した。実行は翌シーズンからとなる。 この契約により、ファンはゲームやコンペティション、その他アプリの機能を通じて、アンケートや賞品にアクセスできるようになる。一番...

アディダス、2022年第一四半期の利益が11.5%減。アジア市場の低迷が影響か

アディダスの2022年第一四半期の売上高は53億200万ユーロで、前年同期の52億6800万ユーロから0.6%増となった。しかし売上高は維持しているものの、利益は5億5400万ユーロから4億9000万ユーロに11.5%急落した。 このマイナス成長の原因は、アジア市場、特に中国にある。現にアディダスの...

トッテナム

【ALLSTARS CLUBが選ぶ】5/7〜5/9に行われるピックアップマッチ

プレミアリーグでは優勝争い、CL圏争い、ラ・リーガではCL圏争い、残留争い、セリエAでは優勝争い、残留争いがクライマックスを迎えている。5月はドラマティックな月になるに違いない。 それでは今週もピックアップマッチをご紹介。 リバプールvsトッテナム CL準決勝でビジャレアルに勝利し、17-18シーズ...

レアル・マドリード

CL決勝で負けなしのレアル・マドリード。過去の決勝振り返り

チャンピオンズリーグ歴代最多となる13回の優勝を誇るレアル・マドリード(※チャンピオンズカップ時代を含む)。 21-22年はマンチェスター・シティとの準決勝で激しい撃ち合いを制し、リバプールと決勝で争うことが決定した。決勝は日本時間5月29日(日)4:00キックオフ。 レアル・マドリードは、チャンピ...

アブラモビッチ

チェルシー、プレミア追放のリスクも?買収の期限迫る

チェルシーが来季のプレミアリーグから除外される危険性がある。元オーナーのロマン・アブラモビッチ氏がプーチン大統領に近いという理由で英国政府から制裁を受けているため、新しいオーナーを探している。 アブラモビッチ氏は、16億ポンド(約2582億)の負債を帳消しにするという約束を反故にしようとしていると言...

PSG

PSG、20-21年の損失額が2億ユーロ以上に

フランスリーグ1の王者パリ・サンジェルマン(PSG)は、20-21年の損失額が2億2430万ユーロになったと発表した。ちなみに、コロナウイルス蔓延の影響でシーズンが途中で打ち切りになった19-20年は1億2420万ユーロだった。 20-21年のPSGの損失額2億2430万ユーロは、フランスリーグ1全...

インベストコープ、ミランの買収が最終局面に

エリオットファンドから、バーレーンのファンドであるインベストコープにミランを譲渡する財務体制が具体的になってきた。「Il Sole 24 Ore」紙によると、この買収は数日中に完了する可能性があり、評価額は当初噂されていた10億ユーロから約12億ユーロ(約1642億円)まで上がるという。 インベスコ...

レフェリー

元J1レフェリー家本氏特別コラム「選手にも審判にも求められる『臨機応変』な対応」

フットボールは他のスポーツよりも比較的自由度と抽象度が高いスポーツです。なぜなら、ルールは17条と少ない(ラグビーは22条、野球は208条)ですし、手や足が相手にあたっても、ボールが手にあたっても、必ずしも反則になるわけではありません。このあたりがフットボールの面白さであり、難解さでもあります。 で...

ASローマ

ASローマのオーナーが1000万ユーロを追加注入。合計3億5900万ユーロに

ASローマのオーナーであるアメリカ人実業家ダン・フリードキン氏は、カンファレンスリーグ初優勝や来季のヨーロッパリーグへの切符をかけたリーグ戦などチームの短期的な将来にとっての戦いが始まる前に、4月にさらに1000万ユーロをクラブに注入した。 大きな損失を出し続けるチームの資金需要をカバーする。ASロ...

ベッカム氏、自身が所有する米国サッカークラブのスポーツ施設開発に着手

マイアミ市の委員会は、元イングランド代表デビッド・ベッカム氏とそのパートナーが、自身のインテル・マイアミCFチームのためにスポーツ施設を開発するためのリースを承認することを投票により決定した。 マイアミ国際空港近くのメリース・ゴルフコースを再開発し、25,000人収容のスタジアム、750室のホテル、...

セリエA

セリエA、サッカーリーグで初めてメタバース内で試合放送

セリエAは、メタバースで試合を放送する最初のサッカーリーグとなった。先週行われたミラン対フィオレンティーナ戦では、MENA(中東・北アフリカ)限定で、メタバース「The Nemesis」内の「Lega Serie A Lounge」で観戦することが可能だった。 セリエAは、技術革新によって画期的な放...

アトレティコ・マドリード

アトレティコ、メインスポンサーとして暗号資産を扱う「WhaleFin」と契約

アトレティコ・マドリードは、暗号通貨取引プラットフォーム「WhaleFin」と史上最大のスポンサー契約を結んだ。22-23年から26-27年の5シーズン契約で、年間4200万ユーロだという。この契約により、同社のロゴはユニフォームの前面につけられる。また、同社は声明で、この資金を欧州と北米を中心とし...

ラ・リーガの現状と将来〜プレミアリーグを倣って〜

ラ・リーガの21-22年シーズンでは、レアル・マドリードが2年ぶり35回目の優勝を決めた。本拠地サンティアゴ・ベルナベウでエスパニョールを4-0で下し、多くのファンの前でトロフィーを掲げることができた。 関連記事:アンチェロッティ、史上初の欧州5大リーグ優勝監督に ラ・リーガは世界有数のトップリーグ...

レアル・マドリード、リーグ制覇で約6400万ドルの”賞金”を獲得

先日、レアル・マドリードが2年ぶり35回目のリーグ制覇を達成した。リーグ優勝回数は依然としてリーグトップであり、2位バルセロナの26回、3位アトレティコ・マドリードの11回を大きく上回っている。 今シーズンのレアル・マドリードは、シーズンを通して比較的安定していた。滑り出しが絶好調だったレアル・ソシ...

イングランド

イングランド代表監督ガレス・サウスゲートが行う説得術の極意

なぜ、優れたリーダーは説得の達人なのか。 全てのイングランド人に沸き起こった祖国愛は、イングランドサッカー代表の監督の働きぶりを「行動学」の専門家が興味を抱いた。専門家はガレス・サウスゲート監督を参考にし、Brexit以降のリーダーで唯一、国民全体とサッカーチームとを一体的に結びつけることに成功して...

リーベルプレート

ディズニーによる世界中の「Fox Sports」の売却が加速

スペインの放映会社「Mediapro」は、現在ウォルト・ディズニー・カンパニーが所有するアルゼンチンのFox Sports有料テレビチャンネルを買収することになった。 アルゼンチン当局はこの動きを承認し、バルセロナに本社を置くMediaproは、Fox Sportsの3つのチャンネルを管理することに...

ネイマール

過去に最も多くの利益をもたらした移籍トップ5

欧州各国リーグもいよいよ大詰めに入ってきた。直近で言えば、ラ・リーガではレアル・マドリードが2年ぶりの優勝を決め、プレミアリーグやセリエAでは激しい優勝争いが繰り広げられている。 それに伴い、サッカー界で大きなニュースとなるのは「夏の移籍市場」だ。大物選手がビッグクラブ間で移ったり、注目若手選手がビ...

アトレティコ・パソ

アトレティコ・パソ歴史的快挙、70年の年月を経てRFEF2部に昇格 !

最終節 エルバニアVSアトレティコ・パソ 試合結果  アトレティコ・パソ 1-0 エルバニア エドゥ・クルス(後半7分) スターティングメンバー 試合内容と歴史的な一日 昨日、アトレティコ・パソの運命をかけた一戦がおこなわれた。パソは昇格に向けてエルバニア戦をアウェイでむかえた。 この試合と同じタイ...

ワンダメトロポリターノ

スペインサッカー界、2部リーグが1部リーグの観客収容率を上回る

ラ・リーガのスタジアムの観客動員数は、またしても一歩後退した。ラ・リーガのデータによると、4月に行われた4節分の平均観客動員数は、最大収容人数の68%となる1,073,109人となった。 スペイン1部で、パンデミック前の18-19年シーズンを下回るのは、今年に入ってから2ヶ月目。18-19年4月のラ...

サンティアゴ・ベルナベウ

レアル・マドリード、新スタジアムの電光掲示板スポンサーとしてダクトロニクス社と契約

レアル・マドリードは、「新ベルナベウ」における電光掲示板のスポンサーおよびサプライヤーとして、屋外広告やスタジアム用の大型LEDディスプレイを製造販売しているアメリカの電気機器メーカー「ダクトロニクス社」と契約を交わした。 また、同社は電光掲示板の他に、1階席とピッチの間にある帯状のLEDスクリーン...

チェルシー

英国化学企業「Ineos」のオーナーがチェルシーへ約7000億円の資金を提供か

ロシアによるウクライナ侵攻後、ロマン・アブラモビッチ氏がチェルシーのオーナーから手を引くことになったが、この度英国人大物がクラブを買収する可能性が出てきたのだ。 英国化学企業「Ineos」のオーナーであるジム・ラトクリフ氏は、これまでクラブが検討していたアメリカの3社の入札に対抗して、42億5000...

チャンピオンズリーグ

欧州サッカー統括団体、UEFAが推進する「新CL」のフォーマットを否定

30以上の大会とクラブ協会を代表するヨーロッパ大陸のプロサッカーリーグ統括団体「ヨーロピアンリーグ」は、チャンピオンズリーグの出場枠を各国リーグでの最終順位ではなく、ビッグクラブを2つ含めるというUEFAの考えに反対を表明した。 24-25年に現在より4チーム多い36チームでスタートするチャンピオン...

アンチェロッティ

アンチェロッティ、史上初の欧州5大リーグ優勝監督に

レアル・マドリードは第34節エスパニョール戦にて4-0で勝利し、今シーズンのリーガ・エスパニョーラを制した。 これによりアンチェロッティ監督は欧州5大リーグで優勝した史上初の監督になった。 今回はアンチェロッティ監督の欧州5大リーグ優勝を振り返ろう。 ※1試合平均ゴール、失点数は小数点第3位を切り捨...

レアル・マドリード

レアル・マドリード歴代タイトル獲得数ランキング

レアル・マドリードは第34節のエスパニョール戦で勝利し、史上最多35度目のリーガ・エスパニョーラ優勝を決めた。 これによりマドリーでの歴代タイトル獲得数ランキングに変動があった。 1位 マルセロ 24個(new!) 2位 ヘント 23個 3位 セルヒオ・ラモス 22個 4位 ベンゼマ 21個   サ...