プレミアリーグ

【プレミアリーグ】22-23年夏の移籍市場振り返り。20クラブ中半分が1億ユーロを費やす

9月の頭、欧州5大リーグの夏の移籍市場が幕を閉じた。この夏もさまざまなドラマが見られたが、今回はプレミアリーグが費やした金額や売却によって受け取った収入などを見ていこう。 Transfermarktによると、プレミアリーグの20クラブは合計22億4757万ユーロを選手獲得に投じており、欧州5大リーグ...

ラ・リーガ

ラ・リーガがテキサス州へ!ダラスに北米で3つ目となる育成アカデミーを開設

ラ・リーガはこの度、米国テキサス州のダラスにアカデミーを開設した。カナダ、ニューヨークに続き、アメリカ大陸で3番目のアカデミーとなる。これは、ラ・リーガが育成サッカーを推進する「LaLiga Grassroots」のスポーツプロジェクトの一部で、現在43カ国で合計550以上のプロジェクトが実施されて...

ユベントス

セリエAで唯一のリザーブチーム、ユベントスU-23が改名 ユベントスFC Next Genに

セリエAのクラブで唯一、リザーブチームを備えているユベントス。4年ほど前にユベントスU-23が創設されたが、先週、このチームが改名されることとなった。名前は「juventus next gen(ユベントス・ネクスト・ジェン)」。 ユベントスはセリエAの中で初めて自クラブのスタジアムを所有したクラブで...

イスマエル・ベナセル

ミラノダービー 両クラブは選手にどれぐらい給料を払っている? 【ミラン、インテル】

9月4日の1時からミラノダービーの1戦が行われる。昨シーズンは勝ち点2差でミランが最終節でスクデット獲得を決めたが、シーズン後半戦のダービーでインテルが引き分け以上だったら話は逆転していたかもしれない。それだけ両者にとって直接対決は大事になってくる。 さてそんなインテルとミランだが今回は両クラブの選...

レアル・マドリード

堅実なレアル・マドリードと無謀なバルセロナ。今夏のラ・リーガ移籍事情

Transfermarktによると、日本時間9月2日に閉鎖された2022年夏の移籍市場で、スペイン1部リーグ全体で5億560万ユーロが費やされた。 この数字は、1部リーグのクラブが2億9300万ユーロ相当の出費を記録した2021年の夏の移籍市場と比較して73%増、コロナウイルス流行後初の夏の移籍市場...

ワールド・フットボール・サミット

FIFAやUEFAからMeta、Microsoftまで!9月末に行われるワールド・フットボール・サミットに数々の大企業...

6回目となる『ワールド・フットボール・サミット(WFS)』は、9月末にスペイン南部セビージャで開催される。WFSは、サッカービジネスに関するグローバル・カンファレンスで、2,500人以上のプロフェッショナルが出席予定、さらに1,000人がオンラインで参加する予定だという。 現地では150人以上のスピ...

バルセロナ・フェミニ

スペイン最強のバルセロナ女子、地元物流会社とスポンサー契約

スペイン女子リーグにおいて、全勝優勝を果たすなど圧倒的な強さを誇るバルセロナ女子チーム、通称バルセロナ・フェミニ。 FCバルセロナはこの度、バルセロナ・フェミニのスポンサーおよび公式物流パートナーとして、『GLSスペイン』と提携を結んだことを発表した。契約期間は2025年6月までとなっている。 GL...

UEFA

1億ユーロの損?CLとCrypto.comの史上最大級のスポンサーがまとまらず

UEFAは、この夏のチャンピオンズリーグで過去最大級のスポンサーシップを獲得する予定だったが、暗号通貨企業「Crypto.com」との契約が土壇場で決裂し、惜しくも逃してしまった。 『SportBusiness』誌によると、提案されていた契約の金額は、1シーズンあたり約1億ユーロ程度だったようだ。 ...

バルセロナ

シャビ監督率いる好調バルセロナ、カナダ大手銀行と米大陸における地域スポンサーシップを更新

開幕戦こそスコアレスドローに終わったものの、ソシエダ戦とバジャドリー戦では2試合連続で4得点とレバンドフスキを中心とした攻撃陣が躍動しているバルセロナ。 そんなバルセロナはこの度、カナダの大手銀行の「スコシアバンク」と4年の契約を延長した。アメリカ大陸のいくつかの国の地域スポンサーとして扱われる。 ...

ACミラン

ミラノダービーを控えるACミラン、米投資会社レッドバード・キャピタルが12億ユーロで買収を完了

合意の報道から2ヶ月、レッドバード・キャピタルは12億ユーロでACミランの新オーナーになるための手続きを完了させた。現在のオーナーである米国ファンドのエリオット・マネジメントは、少数株主として残るという。 ACミランは数日前に発表した声明の中で、MLBのニューヨーク・ヤンキースのオーナーであるヤンキ...

プレミアリーグ

プレミアリーグ、各クラブのチーム支出に史上初の上限を設ける交渉を開始

プレミアリーグは、UEFAがFFPの新ルールを発表してから数ヶ月後に、独自のファイナンシャル・フェアプレーを実施しようと動いている。イギリス日刊紙タイムズによると、プレミアリーグは初めて、プレーヤーやスタッフなどにかける費用を制限するようクラブに交渉しているという。 この措置は、UEFAが今年から適...

ACミラン

ACミラン、いよいよレッドバードキャピタル体制に。MLBのニューヨークヤンキースとレブロンジェームスが...

昨シーズン終了間際に決まったACミランのオーナー変更。米ファンドから同じく米ファンドのレッドバードキャピタルに売却されたが、権利の移行等がようやく明日に行われるという。 フィナンシャル・タイムズ紙によると、ミランのクラブを買収するためにレッドバードキャピタルが主導する12億ユーロの取引に、MLBのニ...

リーグアン

「アマゾンプライムビデオ」と仏民間放送局が契約。リーグアンのハイライトを放送へ

欧州5大リーグの放映権収入の差はこちら 放映権収入が最も重要な要素に。20-21年欧州5大リーグの収益と今後の見込み 先日、英国コンサルティング会社「デロイト」が「Annual Review of Football Finance 2022」を発表した。この記事ではいくつかの情報を切り取って紹介した...

カンプ・ノウ

バルセロナが行った放映権、ライセンス権売却は新FFPで有効と認められるのか

UEFAは20-21シーズンの監視期間でFFPの規則を遵守していない一部のクラブに制裁を加える用意をしている。 対象となっているのは、インテルやローマ、ユベントス、リーグアンからはマルセイユやPSG、ラリーガからはバルセロナといった強豪クラブだ。クラブによっては数百万ユーロといった比較的軽めの制裁を...

バルセロナ

クンデの登録に成功したバルセロナ。大きな戦力アップに繋がったその手段とは?

今夏、バルセロナは大補強を行なった。チェルシーからDFクリステンセン、ACミランからMFケシエ、リーズからFWハフィーニャ、バイエルンからFWレバンドフスキ、そしてセビージャからDFクンデ。 しかし、今夏の補強組で唯一リーガ・エスパニョーラに登録できていなかった選手がいる。セビージャから獲得したクン...

セリエB

セスク移籍で話題のイタリア2部、EAスポーツと複数年のパートナーシップを発表

アーセナルやチェルシー、バルセロナで活躍した元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが移籍したことで知名度が上がったイタリア2部のセリエB。 そんなイタリア2部のセリエBは、この度、EAスポーツと複数年のパートナーシップを締結し、FIFA23に正式ライセンスとして登場することを発表した。 今回のワール...

ベティス

オサスナ戦勝利で開幕3連勝のベティス、クラブ会長らの拠出によりホアキンなどの選手登録が可能に

サラリーキャップにより、何人かの選手を登録できない状態でシーズン開幕を迎えていたベティス。主力としてプレーしていたDFバルトラをトルコの「トラブゾンスポル」へ売却するなど、必要なやりくりを見せていた。 そしてこの度、クラブの主要株主であるアンヘル・ハロ会長とホセ・ミゲル・ロペス・カタラン副会長は、6...

サウサンプトンのオーナーもマルチクラブオーナーシップに

近年増え続けているマルチオーナーシップ。最も代表的なものと言えばマンチェスターシティの株式を保有する持ち株会社シティ・フットボール・グループだ。シティを筆頭に世界各地にクラブを所有している。 そして次点で知名度が高いのは、RBライプツィヒやレッドブルザルツブルクを保有しているレッドブルグループだ。正...

レアル・マドリード

ベンゼマなどの活躍で開幕連勝中の王者レアル・マドリードがあの超高級ブランドとスポンサー契約

UEFAスーパーカップの勝利から開幕2連勝と波に乗っている王者レアル・マドリード。ベンゼマやヴィニシウス、モドリッチなどの主力たちが軒並みゴールを決めており、ここからさらに調子を上げてくるだろう。 さて、そんなレアル・マドリードだが、この度イタリアの超高級ファッションブランド「Zegna(ゼニア)」...

セリエA

外国人選手が多いセリエA 自クラブ育成枠、国内育成枠を増やすことを検討

22/23のセリエA。注目選手はたくさんいるが、外国人選手が多すぎることにイタリアサッカー連盟FIGCは警鐘を鳴らしている。現にセリエAの開幕戦でも外国人選手があまりにも多かった。 セリエA開幕前までに各々のクラブは25人の選手リストを提出しないといけないわけだが、そこには育成枠というルールがあり、...

ACミラン

ACミランなど欧州名門4クラブが最新試合着用ユニやスパイクをオークションへ

サッカーファンが試合で着用したユニフォームやスパイク、記念品を入札できるモバイルアプリ「Athletic Club Momento(AC Momento)」は、8月中にイタリアのACミラン、スペインのアトレティコ・マドリードとセビージャ、ポルトガルのベンフィカとのライセンス契約を発表した。 各チーム...

ドルトムント

ドルトムントが売上高増加で損失減。それでも赤字脱却には至らず

ドルトムントは、収益は加速しているものの、赤字から脱却するには至っていない。最新の決算速報で、21-22年に売上高が27%増加したにもかかわらず、3500万ユーロの損失を出したと説明している。 ただ、損失は7%減少しており、これはスタジアムにファンが戻り、移籍市場が回復したことが大きな要因となってい...

FIFA

サウジアラビア、エジプト、ギリシャも? イベリア半島、南米のW杯2030に待ったをかける

これまでALLSTARS CLUBでW杯2030の開催地をめぐっての記事を出してきた。最初はスペイン、ポルトガルのイベリア半島での開催。次にアルゼンチン、チリ、パラグアイ、ウルグアイによる南米開催。そしてモロッコによる招致も可能性としてはある。 はたまたギリシャ、セルビア、ルーマニアの東ヨーロッパに...

ラ・リーガ

ライブ観戦の感動を世界中のどこでも味わう!ラ・リーガが通信企業「モトローラ」と提携

ラ・リーガはメキシコにおける地域スポンサーとして、通信企業の「モトローラ・メキシコ(Motorola Mexico)」と提携することになった。このコラボレーションは、サッカーと先進技術の融合により、より魅力的で没入感のある体験でファンをつなぎ、その可能性の限界を押し広げることを目的としている。 今回...

MLS

MLS、EAスポーツとの契約延長。ここ最近で3つ目の大型契約に

メジャーリーグサッカーは、大手ゲーム開発会社エレクトロニック・アーツ社(以後EA)との長期パートナーシップの延長を確保した。 この契約は、アップルとの10年間のグローバル放送権契約、IMGエージェンシーのベッティング部門であるIMGアリーナとの8年間のベッティングデータおよびストリーミング配信権契約...

スペイン女子プロサッカーリーグ

スペイン女子プロサッカーリーグ、放映権販売へ向け市場に進出

スペイン女子プロサッカーリーグ(LPFF)は、将来のビジネスのための主要な資産である放映権販売へ向けて市場に進出。2週間後に開幕する新たなプロリーグは、スペイン国内外に販売される放映権のマーケティングプロセスの開始を発表した。 同団体は、3シーズン、4シーズン、5シーズンの入札が可能であると詳述して...

ブンデスリーガ

ブンデスリーガの放映権20%売却は36億ユーロの価値に 資金調達を模索する欧州5大リーグ

スペインのラリーガ、フランスのリーグアンに続いて”資産”の売却の話が進んでいる。以前から同リーグは放映権の一部売却を検討していた。 具体的には、ブンデスリーガの放映マーケティングを行う子会社を創り、少数株式を譲渡するというものだ。この子会社の価値は180億ユーロに達するだろうと言われており、その内の...

カディス

ラ・リーガのメインスポンサー状況。7クラブが新たなブランドと契約

先日発表されたカディスのメインスポンサー契約により、22-23年スペイン1部リーグの全クラブのメインスポンサーが決定。22-23年に6つの新ブランド(7クラブ)が参入することとなった。 今夏はビッグクラブでも大きな動きが見られた。レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードが同時にメイン...

女子イングランド代表

イングランド女子代表をユーロ優勝に導いた立役者に3億円超のスポンサー契約オファー

英国のデイリーメールが報じたところによると、7月末に行われた女子欧州選手権の決勝イングランド対ドイツで、イングランドを優勝へ導く決勝ゴールを決めたクロエ・ケリーに最大200万ポンド(約3億2000万円)のスポンサー契約オファーが届いているという。 このような莫大な金額のオファーを出しているのは、英国...

ラ・リーガ

放映権収入が最も重要な要素に。20-21年欧州5大リーグの収益と今後の見込み

先日、英国コンサルティング会社「デロイト」が「Annual Review of Football Finance 2022」を発表した。この記事ではいくつかの情報を切り取って紹介したいと思う。 20-21年、欧州5大リーグは156億ユーロの収入を生み出し、19-20年と比べて3%増加した。それでもコ...