アトレティコ・マドリードがワンダメトロポリターノの一部ビジネスを買い戻し

アトレティコ・マドリードは、ワンダ・メトロポリターノでのVIPおよびケータリングビジネス全体を直接コントロールすることになった。これらのビジネスはスタジアム運営で最も収益性の高いビジネスの一つであるため、2017年に米国企業と締結した20年間の譲渡契約を終了させたのだ。20年契約のうちわずか3年で、...

スペイン女子プロリーグ創設に関して1部リーグに所属する全16クラブが合意

スペインのMundo Deportivo紙によると、スペイン女子1部リーグに所属する16クラブがプロリーグ創設を承認することで合意に達したという。スペインスポーツ上級委員会(CSD)はすでにスペインサッカー連盟(RFEF)に合意を通知しており、今後10日間で、プロ化に関する報告書を起草することになっ...

SSCナポリ:売上高の17%減により20-21年シーズンの赤字が3倍の約77億円に

現在セリエA3位のSSCナポリは、スタジアムへの入場制限などにより売上高が17%減少し、2020-2021年末に5890万ユーロ(約77億円)の赤字を記録した。 カルチョ・エ・フィナンツァ紙によると、クラブの総収入は2億2810万ユーロ(約298億2300万円)に減少したという。一番大きな要因は、コ...

スポーツシューズ事業は2030年まで毎年4.2%の成長。約19兆円の規模に

スポーツシューズ産業は2030年まで年平均4.2%の成長を続け、1450億ユーロ(約19兆円)のビジネスを生み出すと予想されている。アライド・マーケットリサーチによると、同産業の成長は、スポーツ活動の増加、スポーツイベントへの投資の増加などが大きく影響しているという。消費者のライフスタイルの変化、フ...

グラナダCF:ようやくメインスポンサーを獲得。前半戦のスポンサー無しから一転。

スペイン1部のグラナダCFは、日本時間1月9日に行われたFCバルセロナとの試合で、今シーズン初めてユニフォームの前面にメインスポンサー「プラッツィ社」のロゴを付けた。1部リーグの中で唯一メインスポンサーを持っていないクラブだった。 グラナダとプラッツィ社の契約により、2021-2022年シーズンにメ...

スペイン1部リーグ:前半戦の平均観客動員数は67%。エル・クラシコなどのダービー戦では増加

  21-22シーズンの前半戦19試合の販売座席数は、前年同期比5.6%減の約400万席となった。最も観客を動員したのはCAオサスナで88%だった。ナイターの試合がより観客を集められると強調している。 スペイン1部(ラ・リーガ)のシーズン前半戦は平均観客動員数が減少した。スタジアムの観客動員数レポー...

リバプール:パートナーシップを強化に向けて元セビージャFCのスポンサーシップディレクターと契約

リバプールはマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルFC、セビージャなどビッグクラブでの経験があるマイケル・ハイアム氏を招聘した。 リバプールFCは、パートナー企業を増やす目的で、マイケル・ハイアム氏をパートナーシップ開発ディレクターとして採用した。同氏は最近までセビージャFCのスポンサーシップの責...

オーセンティックブランド:アディダスからのリーボック買収後中国などのアジア地域に進出

オーセンティックブランドは、昨年8月にアディダスからリーボックを21億ユーロで買収した。現在はリーボックのアジアへの進出を目指している。 オーセンティックブランドは、昨年8月にアディダスからリーボックを21億ユーロで買収した。現在はリーボックのアジアへの進出を目指している。オーセンティック・ブランズ...

エルチェCF:ファンドに約13.3億円を投資しCVCから約37.7億円を確保

2020-2021年の利益を為替市場へ投資することで最大化しようとしている。今シーズンは、5,100万ユーロ(約66.3億円)の予算が発表された。 クラブの最大株主であるクリスティアン・ブラガルニク氏は、エルチェCFがラ・リーガ1部に昇格して獲得した収入のほとんどを外国為替市場で運用することにした。...

ナイキ:ルルレモンを自宅用トレーニング器具に関する特許の侵害で提訴

ナイキは、侵害されたとされる特許のリストをルルレモンに送ったが、ルルレモン側は「過度に広範で無効」であるとしてこれに同意していない。 ナイキは、特許侵害の疑いでカナダのスポーツウェア会社「ルルレモン」を提訴している。苦情の内容は、本業のスポーツウェアとは関係なく、家庭用フィットネス分野で成長を図るた...

マンチェスター・ユナイテッド:エド・ウッドワード氏の退任を受けてリチャード・アーノルド氏をCEOに任命

昨年4月に退任を発表した前副社長の後を継いで、新CEOが就任する。アーノルド氏は、ゼネラル・マネージャーを務めており、過去にはコマーシャル・ディレクターにも就いていた。 エド・ウードワード氏がマンチェスター・ユナイテッドの取締役副会長を辞任すると発表してから8カ月、ようやく後任が見つかった。同クラブ...

レバンテ

ラ・リーガ最下位のレバンテUDが新たな経営・事業開発担当ディレクターを募集

ハビエル・ビチ氏は10年間、経営・事業開発担当ディレクターとしてレバンテに在籍していた。今回の退任に伴い、クラブは新しいスポーツディレクターを探しているところである。現在スペイン1部の最下位に沈むレバンテの不安定さはプレー面だけではない。 レバンテUDは、またしても前線の幹部を失った。これまで10年...

マラガCF:FIFAによる移籍市場での選手獲得禁止を避けるためトルコ人GKセンク・ゴネンと和解

スペインのマラガCFは、利息も含めた85万9000ユーロ(約1億1267万円)の一部をトルコ人GKセンク・ゴネンに支払ったことで双方が和解した。マラガは以前、同選手に対する債務の問題で冬・夏・冬の3度の移籍市場において選手を獲得できないという処分を受けていた。 マラガCFは、冬の移籍市場で選手と契約...

マンチェスターC:プレミアリーグの新スポンサー規制を乗り越えエミレーツ・パレスと契約

アブダビ王族が所有するマンチェスターシティと首長国の高級ホテル「エミレーツ・パレス」との契約が成立した。リーグがクラブオーナーと繋がりのある企業との契約に関する管理規則を緩和した後、初めて承認されたものである。 プレミアリーグによる商業契約制限が緩和されて以来初めて締結されたスポンサーシップ契約とな...

無料視聴の時代が到来か。スペインにおけるサッカーの無料放映がテレビ放送全体の9割を占める

昨年開催された欧州選手権では、スペイン対イタリア戦が1417万人の視聴者と73%のシェアを獲得した。主に「テレシンコ」という放送局が無料で提供しており、番組別ではサッカーが9割を占めた。 スペインではサッカー観戦は無料の時代に入っているのか。2021年、テレビで最も視聴された25の放送のうち22をサ...

fanatics

Fanatics社がTopps社のグッズ販売事業を約579億円で買収

スポーツeコマース大手の「Fanatics社」は、UEFA、FCバルセロナ、レアル・ソシエダ、MLBなどとパートナーシップを結ぶ「Topps社」の実物ステッカーおよびデジタルステッカー事業の買収で合意に至った。 Fanatics社は、NFTがトレンドになっている今、トレーディングカード事業の最前線に...

プレミアリーグのサウサンプトンが新オーナーを発表。セルビアの通信王が所有権を取得

中国の実業家、高智晟(ガオ・ジシェン)氏がクラブの株式の80%をユナイテッド・グループのオーナー企業であり、スポーツリパブリック社の主要投資家でもあるセルビア出身のドラガン・ソラク氏に売却した。元オーナーであるカタリーナ・リーバー氏が、20%の株式を保持し続けることも決定している。 サウサンプトンF...

ジローナFC:2020-2021年と2021-2022年を合わせて約15.6億円の損失を想定

ラ・リーガ所属のクラブは、昨シーズン、チケット収入の減少と降格支援の消滅により、680万ユーロ(約8.84億円)の赤字に陥った。今シーズンに向けては売上高1,200万ユーロ(約15.6億円)、損失520万ユーロ(約6.76億円)を見込んでいる。 ジローナFCは、株主の増資により、コロナ前よりも財務的...

ラ・リーガ:所属クラブへの放映権利料配布を2%増加。レアル・ソシエダは前シーズン比14%増

2019-2020シーズンと比較して、昇格クラブを除くと最も上昇率が高かったのはレアル・ソシエダ であり、14%増となった。 ラ・リーガはコロナの影響があったにもかかわらず、所属クラブに放映権利でより高い金額を分配している。2020-2021シーズン、スペインサッカー協会はラ・リーガの20クラブに総...

マジョルカ:約26億円の投資で2024年の新スタジアムオープンを計画

マジョルカは、スタジアムの一部改修を発表した。陸上トラックを撤去してスタンドとピッチの距離を縮め、新たなサービスを提供する予定だという。設計はソシエダの本拠地を設計した人物が担当し、新しい屋根もつくことになる。 日本代表の久保建英が所属するマジョルカは、スタジアムの大規模な部分改修を発表した。陸上ト...

ラージョ:昇格ボーナスと移籍金不足で過去最高の700万ユーロ(約9.1億円)の赤字に転落

2020-2021年のラージョ・バジェカーノは、総収入が3,850万ユーロ(約50億円)から1,350万ユーロ(約17.5億円)に減少した。1部に昇格したことで、その穴を埋めることができる予定になっている。 ラージョ・バジェカーノが過去最高の赤数を記録した。ラ・リーガへの復帰の喜びもつかの間、マドリ...

ラ・リーガ:海外向けeコマース強化に向け独自のAmazonストアを開設

まずは欧州5大リーグの他国(英国、ドイツ、イタリア、フランス)がターゲットになる。13クラブが契約しているが、ラ・リーガは2022年中に新しい地域に手を伸ばし、プロジェクトに参加するチームを増やしていく予定。 ラ・リーガはeコマース大手Amazonに「LaLiga Store」という独自のチャンネル...

エルチェCF:コロナ禍での2020-2021年シーズンに過去最高の1,300万ユーロ(約16.9億円)の利益をもたらす

クリスティアン・ブラガルニク氏がリードする取締役会によると、「歴史的な」黒字でラ・リーガのシーズンを締めくくったと発表した。さらに、アルゼンチン出身の実業家のブラガルニク氏は、バレンシア州のクラブでの権力を増大させている。 エルチェCFは、少なくとも財政面に関しては、コロナウイルスを何とか乗り切った...

チェルシーが赤字に。20-21シーズンの売上高が7%増加したにも関わらず約237億5600万円の損失

チェルシーは、前シーズン、エデン・アザールをレアル・マドリードに売却したことで記録的なキャピタルゲインを得たため、現所属選手への給与支出を増やした。売上高は5億1700万ユーロ(約674億8200万円)であった。 チェルシーが欧州チャンピオンズリーグ優勝に向けた大型補強にかかった費用は、大きな代償を...

ラツィオのオーナーが元フランス代表フランク・リベリー擁するUSサレルニターナ1919を売却

21-22シーズンよりセリエAでプレーするUSサレルニターナ1919は、1部リーグから追放される寸前であった。それを避けるには昨年の12月31日までにオーナーを変更する必要があったのだが、ダニーロ・イエルボリーノ氏が過半数の株式を取得したことによって免れた。元々は同じセリエAのラツィオのオーナーが保...

リーベルプレート

南米サッカーと経済:リーベルプレートのリーグ優勝賞金とボカのカップ優勝賞金の差

リーベル プレートが受け取った賞金は、ボカがコパ・アルヘンティーナ2021で優勝した際に集めた賞金の約21倍にも上る。 リーベル プレートは、コロン・デ・サンタフェを4-0で下し、アルゼンチンのチャンピオンズ・トロフィー2021のチャンピオンに輝いた。マルセロ・ガジャルド監督はチームを率いてから14...

【異例の組み合わせ】ラ・リーガとスキーリゾートがコラボ

ラ・リーガとスキーリゾート「アラモン」は、スキー場にラ・リーガ所属チームの画像を掲示する契約を締結した。スペイン1部の20クラブに加え、2部のレアル・サラゴサ、SDウエスカが含まれている。 サッカーとスキーという異例の組み合わせが誕生した。ラ・リーガは、スキー場のクラブのプロモーションを行うとして、...

政府がブックメーカーとのスポンサー契約を禁止に・・・サッカー界はトークンで対抗

スペイン政府がブックメーカーとのスポンサー契約を禁止したため、2021-2022年シーズンにビジネスの一部を失うことを恐れたサッカー界は、この12カ月で何とか改革を行い、空いた穴を埋める方法を見つけだした。 Bitci.com、Sorare、Dapper、Socios.comのスペインサッカー界にお...

元ラージョの攻撃的監督パコ・へメスがスペイン2部UDイビサの監督に就任

スペインリーグ2部所属のUDイビサの新監督にパコ・へメスが就任すると今週月曜日に発表された。現在25ポイントで降格圏で停滞中のイビサは、前節のスポルティング・ヒホン戦の敗北後にフアン・カルロス・カルセドを解任した。2015年に創立されたこの新しいクラブは急成長を成し遂げており、早くも2部リーグに初参...

【2021年振り返り】コストがオリンピック史上最高額となった東京2020

東京2020は、あらゆる意味で変則的なオリンピックとして歴史に刻まれた。まずコロナ禍での開催、新種目の導入、無観客、史上最大のマスコミ報道、、、。現地観戦がコロナウイルス感染拡大防止の点から禁止されており、延べ30億5千万人の視聴者がテレビやデジタル・プラットフォームから選手たちを応援した。 202...